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坂本龍一さん、ありがとう〜Merry Christmas Mr. Lawrence〜

昨夜、何気なく覗いたネットニュースの速報。
訃報を知り、驚きと共に思わず脳内再生された曲がタイトルにもあげた「Merry Christmas Mr. Lawrence」

この曲は、フィギュアスケートファンなら幾度となく名スケーターが演じてきた曲なので馴染み深いと思います。

ニュースでは、坂本さんのミュージシャンとしてよりも政治的な活動に注目を置いている面がありますが、紛れもなくこの方は音楽家。


スケート靴を履いて全身を使い「音楽」を表現するスポーツ「フィギュアスケート」このスポーツでよく使われる曲の中の一曲が坂本龍一さんの「Merry Christmas Mr. Lawrence」


この記事では坂本龍一さんを偲びながら、この曲を使用したプログラムをご紹介させていただきます。


宮原知子さん
2014年のショートプログラム、こちらは現地で観戦しましたが、シニアデビュー間もないながら曲と宮原さんの繊細さが印象的でした。


村元哉中&クリス・リードさん(アイスダンス)
2018年北京五輪でも使用。春夏秋冬をストーリーのように表現され感動でした。春を感じる場面が特に心動かされます。


安藤美姫さん 
2005年のショートの演技、安藤さんの持つ力強さにこちらの曲は意外な組み合わせでしたが、時間が短く感じられるほど印象深い演技でした。


三原舞依さん
2022年のショート、雪の妖精のような軽やかさと優しさを振り撒くような演技に心動かされました。しなやかさも見どころです。


ステファン・ランビエールさん、今現在は宇野昌磨さんのコーチをしていらっしゃいます。存在自体がかっこいい方ですが、曲のリズムと所作がピタリと絶妙なところが素晴らしいです。


まだ探しきれていませんが、こうして大勢のスケーターが「Merry Christmas Mr. Lawrence」」を繊細な表現で演じています。どのスケーターさんも曲の世界観をそれぞれにお持ちで皆さん素晴らしく、その表現を鑑賞するたびに作曲と演奏された坂本龍一さんに心を込めて「ありがとう」をお伝えしたいと思います。


そのお気持ちに感謝します😊