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めざめろ!ジャッジ力(パワー) ~「何で?」から「どうして?」へ~

初めましての方も、お久しぶりの方も、こんにちは。北海道でポケモンカードをしているちぅと申します。
ポケカは【禁断の光】の発売2週間前くらいから始めたので、この間4年生になりました。
2019年にジャッジ・オーガナイザーの資格を取得し、地元札幌でシティリーグのジャッジをしたりイベントを開催したりしています。

今回はやさいさんから熱烈なオファーをいただき、同じく2019年にジャッジ・オーガナイザーを取得したあごおにさんと3人で『UJDラボ』というイベントを主催させていただきます。(申し込みはこちらから!)

私はあまり説明のための文章を書いたり、イベントの趣旨についての文章を書いたりするのは得意ではないので、自己紹介も兼ねて自分がUJDラボの運営に参加しようと思った理由について書いていきたいと思います。
表記揺れ、誤字・脱字はご容赦ください。

ジャッジの練習は難しい

これはあごおにさんのnoteでも書かれていますが、ジャッジの練習をするのってめちゃめちゃ難しくって。
対戦の練習って自分と対戦相手の2人いればできて、最悪1人でも練習することはできるけど、ジャッジの練習はそうはいかず、
対戦する人が2人とジャッジをする自分、さらにしっかりとやろうとすると、裁定に困ったときに相談できるジャッジの存在が必要になってくるなぁと感じています。

何かしらの自主大会などでジャッジをするのが一番手っ取り早い練習の方法だと思うんですが、それをするためには自分でイベントを開いたり、自主大会の運営の方に許可をとったり、いろいろ準備が必要になりますよね。
なおかつ自主大会の場合、プレイヤーが限られた時間内で対戦している場で裁定を下さないといけないし、判断に困る状況になってしまった時に誰かに相談もできない。
・・・それってもう練習というより本番じゃないですか???

なぜジャッジの為のイベントなのか

自分自身チャンピオンズリーグにも選手として出場し、シティリーグでもトーナメントに進出するなど、主催3人の中だと一番競技プレイヤー寄りの感覚を持っていると自負しています。

プレイヤーとして、大型大会の前は会社を定時ダッシュしてジムバトルにエントリーしたり、知り合いの練習会に参加したり、自主大会に参加して環境調査したり、友人宅でひたすら調整したり、一勝でも多く勝てるための練習はします。
チャンピオンズリーグ1週間前に対戦してボロ負けだったデッキに本番で当たり、練習の成果を発揮して勝てた試合は、本当にあの日ボロ負けして練習して良かったと心から思いました。

これはプレイヤー側の視点ですが、ジャッジも同じことが言えるのではないかと思っています。

既存のカードプールを確認したり、直近のQ&Aを見直したり、類似案件の違いについて考えたり、できるだけの練習はしてから本番に挑みたいと思いませんか?
少なくとも自分はそう思いますし、プレイヤーとして大会に参加するときには、ジャッジの方々がそのようなスタンスをもって稼働している方が、安心して参加できると思ってしまいます。

UJDラボが目指すところ

上にも書きましたが、自分は競技プレイヤーとしても活動中なので環境デッキに触れる機会も多く、他のジャッジよりはその競技シーンで起こりうるジャッジ案件を予想することもできると思っています。
というよりも、実際にシティリーグで稼働するまではジャッジなんて余裕でできると思っていました。
でも、実際に現場に出て活動してみると、起こるプレイエラーは予想外のものも多く、受ける質問も難解でした。

また、自分がプレイヤーだからこそ分かる、試合時間の短さ。
ジャッジを呼んで対応してもらっている間にも時計は進み(延長時間が発生することもありますが)それだけ焦りも増えます。
そんなプレイヤーの大事な試合時間を使ってジャッジとして介入すること。それは自分が思っていた以上に重大なことでした。

今までは、プレイヤーには本番前にたくさん練習する機会があったのに、ジャッジには本番しかなかった。
このUJDラボは、そんなジャッジ達の練習の場として活用できる場所になってほしいと思っています。

ここで学んだこと、考えたこと、議論したこと、その中で得た気づきは、実際にジャッジとして稼働するための糧になるのだと思います。
実際の大会シーンで「あ!これUJDラボでやったやつだ!じゃあこのパターンは…」と現場で活用してもらえたら、それは主催冥利に尽きるというところです。

おわりに

現在、ジャッジ・オーガナイザー同士が意見を交流できる環境は、ほとんどないと思います。
そんな中、オーガナイザーの交流の場としてトゲたまに参加し、そこで知り合った3人がこのUJDラボというイベントを主催します。

このきっかけをくれたトゲたまに感謝するとともに、UJDラボがジャッジの皆さんにとっての交流の場になっていけたらいいなぁと思っています。

今回は自分語りの記事ですが、イベント概要や開催の意図などは他のメンバーが書いてくれているので今後ともお楽しみに!

したっけね~

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