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ADHDさんにコーチングが有効な7つの理由

コーチの私が考える「ADHDさんにコーチングが有効な理由」7つです。

思考の整理
自己肯定できる
最初のステップを明確にできる
応援してもらえる
気がつかなかった自分に出会える
行動力が加速して未来を思い描く
安心して話をできる


①思考の整理
 私たちADHDさんの頭の中は、いつもアイデアが浮かんだり、新たな考えが浮かんだり、常にいそがしい。頭の中では、いつもアイデアが浮かぶ。よりよいものをいつも追いかけているイメージ。ある意味、完璧主義。
 この浮かびつづけるアイデアを、整理しないとどうなるのか。
頭の中がアイデアでいっぱいになって、フリーズ状態になり、動けなくなってしまう。

 こんなとき優先順位をつけて、できることから片づけないと前には進めない。わかっているけれど、優先順位モードに、ひとりでは頭の中を切り替えられないのだ。
 そんなときに、コーチングが役立つ。
 セッションが終わるころ、完璧主義から一旦抜け出して、できることからコツコツ片づける着実なヒトへ変化している。


②自己肯定できる
 私たちADHDさんはよく自分にダメ出しをする。
ADHDさんの日常は、その衝動性と多動性から失敗にあふれていて、よく注意を受ける。
まいっかと、自分だけのことならスルーもできるけれど、まわりに影響があるときはそうもいかない。また注意されてしまうと思うと、先に自分で自分に辛辣なダメ出しを始めるのだ。

 そんなADHDさんもコーチングではけっして否定されない。コーチングではちいさくてもできたことをみつけてコーチが承認してくれるのだ。いつも萎縮してしまう私たちADHDさんの脳も、のびのびと喜んでいるのを実感できる。


③最初のステップを明確にできる
 コーチングでは、どうしたいのか、どうしたら次に進めるのか、セッションで質問する。完璧を求めてしまうADHDさんは、壮大な計画を頭の中で思い描いていることが多い(少なくとも私は)。壮大な計画を前にしても、コーチは承認をわすれない。そしてコーチはどこからはじめるのか、ファーストステップを聞いてくれる。千里の道も一歩から。簡単なことや、長くても1日か2日でできることを決める。おかげで前に進めるのだ。


④応援してもらえる
 コーチにできた事を報告すると、しっかりと承認してくれる。できなかったと伝えても、ほんのわずかなできたことを見つけて承認してくれる。承認してくるから、また前に進むパワーが生まれるのだ。コーチはクライアントの応援団だと思う。


⑤気がつかなかった自分に出会える
 コーチングでは、コーチはクライアントの話を聞いて気がついたことをフィードバックしてくれる。「○○という言葉を何度も使っていた」とか「○○な印象を受ける。」とか。自分も気づいていない深層心理を知ることができるのだ。


⑥行動力が加速して未来を思い描く
 コーチングをなんどか受けていると、行動力が加速するのを実感する。PDCAができるようになって、やりたいこと、改善点が明らかなのだと思う。
 物質的な夢から、自分がご機嫌でいるものをみつけて、夢がかわっている。他人の視点を気にせずに、自分がどうしたいのかを考えるようになって、軸がかわってきた。未来の夢も自分がより幸せを感じる状態へと変化しているのだ。


⑦安心して話をできる
 最後に私のコーチングを受けるメリットをひとつ。ADHDさんは衝動性から話がよく思わぬ方向に飛んでいく(展開というより飛ぶイメージ)。私自身その素因を持っているので、同じ歩幅で飛ぶことができます。好きなように話を展開しても大丈夫。しっかりとついていきます。


いかがでしたでしょうか。頭の中がモヤモヤしがちなADHDさんの思考の整理に、コーチングはおすすめです。コーチングで、未来を変化させませんか。



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