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Pi STARTER版ガイスター

Pi STARTER(ラズベリーパイ用BASIC言語パッケージ)版
ひとりで遊べるゲームシリーズ
人狼ゲーム&ガイスターを公開中(要ラズパイ&Pi STARTER)

http://www.ne.jp/asahi/chitose/net/download/

ということで、懲りずにまたやってしまいました。

「ひとりで遊べる人狼ゲーム」に続いて、今度は「ひとりで遊べるガイスター」ですよ旦那。自分どんだけ友達おらんねんて感じですけれども。

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ガイスターってどんなゲーム?

詳細は上のリンク先見てもらえたらとも思いますがカンタンに説明します。
2人で遊ぶゲームでして、お互いに良いオバケ(青)と悪いオバケ(赤)を4つずつ配置してスタート。将棋みたいに1手ずつ自軍のコマを動かして交代でプレイするんですね。
ゲームを進めていく中で将棋みたいに相手のコマを取ることが出来るんですが、相手のコマが良いオバケ(青)か悪いオバケ(赤)かはお互いに分からないのです。
んで勝利条件は以下の通りね。

・敵の良いオバケ(青)を全部取る
・自軍の悪いオバケ(赤)を全部相手に取らせる
・自軍の良いオバケ(青)ひとつを敵陣の端っこから脱出させる

相手のコマが見えないわけだから、これはもう読み合いですよ。
いまこっちに特攻してくるアイツは青か、それとも赤でブラフをかけようとしているのか。見過ごすか取ってしまうか。あぁ~やっぱし赤だったかー。
うわもう相手の赤3つ取っちゃったよ、リーチかかってもうたわ!!
…という風に遊ぶゲームです。

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作っちゃった理由

良いゲームなのですが、2人でしかプレイできないためボードゲーム集会などでもあまり活躍の場がありません。

なのでスマホでひとりプレイできる「ガイスター」を探したのですが、見つけたのはAndroind版の「ルドルフ」とかいうゲームで(何でルドルフ?)、これはルールこそ「ガイスター」ですが、初期配置を自分で設定できないわ、敵がクソ弱くて難易度MAXにしても楽勝だわで話にならん。

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だったら私が作ったるわ!!

思えば「ひとりで遊べる人狼」を作ったのはプログラミングを自分で経験してみるというのが目的でした。
その経験の甲斐あって「もうあんなしんどいこと二度とごめんやっ!!」と思っていたはずなのに、はずなのに。
おかしいな何で私またプログラミングしてるんだろう。
気付けば何か作っていないと物足りない私がそこに。
うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…

作るうえで心掛けたこと

今回ひとつ自分に課した課題がありまして、それは「ゲームボードをSmileBASICの命令ですべて自作する」ということです。

前回の「人狼」は画像系をPhotoShopで作成してたので、プログラム的にはテキストアドベンチャーを作るノリでほぼいけたのですが、今回はあえてそれを禁じ手にしたのです。SmileBASICには線を引く、多角形を描く、塗りつぶすといった機能があり、座標をちゃんと計算すればこれを駆使してゲームボードが作れるわけです。

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そこにこだわった理由は…詳細はまたそのうち書くかもですが、正直私が使っているラズパイ用言語パッケージ「Pi STARTER」がまもなく市場的に終わるだろうという予感がしていたのです(注:これを書いている現時点で入手はほぼ絶望的です)。
そうなったとき、外部グラフィックに頼らずプログラム単体で完成するように作っておけば、例えば同じSmileBASICである「プチコン」シリーズに移植するとかも時間さえかければできるかなと。

ただ「プチコン」は何のこだわりか知りませんが、外部からグラフィックもテキストコードも一切持ち込ませない作りになっているのです。移植するにしても全部手打ちするしかありません(私が調べた限りはそうなのですが、何か方法あるという方はご教示いただければ幸いです)。なので、正直そんだけの手間をかけて移植するかは分からないです。

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あとは不満のあった難易度の問題ですが…正直自作してもそんなに歯ごたえのあるゲームになったかは微妙です。というか「ガイスター」をある程度やる方だったらまず百戦百勝できるでしょう。いやはや思考ルーチン作るってこんなに難しいとは思いませんでした(思考ルーチンって言ってもまったくたいしたことはやっていない)。
あまりにもコンピュータ激弱なので、多少はイカサマっぽい読みもしています。あくまで多少ですよ?ちょっとアカギ入ってるかなーくらい?哭きの竜みたいなサギじみたツキは持っていないです。たぶん。

オリジナル要素として

「人狼」のときにはサウンドノベルっぽくBGMを流したのですが、今回は思考型ゲームということもあり、音は効果音だけにしました。ただそれだけでは寂しいので、相手のコマを取ったときや決着が付いたときは女の子の声で「きゃっ!」とか「いやーん」としゃべるように作りました…が、これのテストプレイ中に家内から「旦那がいかがわしいゲームを作っている!」と物言いが入ったため(笑)、初期設定は単なる効果音のみとなっています。
(ゲーム中に[Z]キーを押すと女の子音声に変更可能)

また、あまりにもコンピューターが弱すぎるため、せめて繰り返しプレイに耐えるようスコア要素を導入しています。ボードゲームの「ガイスター」にはもちろんスコアなんてないので、百戦百勝になってもハイスコア目指して頑張れます。時間をかけるほど減点されるので、勝負に勝ってもスコアがマイナスなんてこともあり得ます(笑)。

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せっかく作ったものですが

さっきちょっと書いたように、ラズパイ用言語パッケージ「Pi STARTER」は市場的にもうほぼ終わったも同然の状態となってしまっています。
このパッケージはTSUKUMOが販売元となっているのですが、そのTSUKUMOのオンラインショップでも在庫ゼロとなっており、秋葉原のTSUKUMOにも足を運んでみたのですが、「Pi STARTER」どころかラズパイ関係の売り場ごと消えてなくなっておりました。

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なので皆様がこの記事で興味を持って「遊んでみたい!」と思われても、もう「Pi STARTER」の入手自体が絶望的だと思われます。どこかに大量に在庫してるとかあれば良いのですが。

とはいえ、ハードウェアとしてのラズパイは現在「4」が出ており(「Pi STARTER」はこれに対応していないらしい)、SmileBASICという言語は最新版が「プチコン4」としてとSwitchに出ていることから、そういう意味では「Pi STARTER」はもう「終わった」のかも知れません。

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自分の勉強と経験のために始めたことなので、成果物を作り上げられたことについては無駄ではなかったのですが、せっかく作ったものがみんなに遊んでもらう機会を持つことなく眠ったままとなってしまうのは寂しいものではあります。コンピューター文化の宿命ですけれどもね。

まぁ気を取り直して、また何かしら言語を学んで再スタートするとします。
「ガイスター」の移植も気が向けばやるかも知れないですし。
まだプログラミングしてみたいボードゲームいくつかありますし。
時間はないけど夢だけはいっぱいあるおっさんなので、今後も気持ちが折れなければモノづくりやり続けるんじゃないかなぁと思っています。

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