「アルマゲドン」-これこそロックだぜ!!!!-
これほど大風呂敷を広げ、息をもつかせぬ怒涛の感動の映画はないものとして記憶に残っている作品はないので、思い切ってカタルシスを感じるためにセレクトした。
この映画も1998年だから、今の若い人、観てない人多いよね。
観て絶対損しない映画です。
*****
ともかくこのままでは地球に衝突して、セカンドインパクトどころではない完全滅亡が待っている大隕石が来てるわけだ。
核ミサイル全部打ち込んでも表面で爆発するだけでアウト。
地下深く穴を掘って核爆弾を爆発させるしか方法がない。
そこで呼び出されたのが、石油採掘のリーダーをしているハリー(演:ブルース・ウィルス)。
ハリーは、仲間たちの荒くれ者や変人たちを連れていくことを条件にする。
そうやってハリーのもとに集まるのが、個性豊かな「七人の侍」ということになる。
地球滅亡まであと18日。彼らは速成の訓練を受ける。
心理テストでロールシャハがギャグのめされている。
そして、NASAの乗務員たちと共に、2機のスペースシャトルに乗って出発する。
あとは・・・ストーリーを細かく紹介しても無意味。
スリリングな展開が、これでもか、これでもかと畳みかけるのみ。
ともかく、弛緩する瞬間がない。
ドカーン、ドカーン、ドカーン!!!!
そこに、ハリーの娘を始めとする地上に遺された人々とのウエットなドラマがからむ。
Windows95発売から3年だろ?
今よりも3Dが発達していない時代に、よくもここまでやったよ。
現在も全然古びていない。
荒唐無稽そのものだが、これを観て映画の道に進みたいと心を決めた若者が少なくなかったのもよくわかる。
ビートルズだけはわかったが、他にも既成のロックの名曲が散らばめられているようだ。
ロシアの宇宙飛行士が実にいい味出してる。こいつは宇宙ステーションでもウォッカたらふく飲んでいそう(そういう描写はないが)。ある意味でロシア人の超ステレオタイプなんだが。
9.11以前だから可能だったろう描写も多い。
テーマ曲は、エアロスミスだそうですね。
批評家の評価なんてクソ食らえだ。
"Harry, You are the MAN!”
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