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レインボー版「かぶる傘」は控え目に言っても値段以上の仕事ぶり

東京五輪の時に暑さ対策の解決アイテムとして発表された「かぶる傘」を覚えておいでの御仁はいるかしら?コレなんだけど。

紹介したスタジオでは笑いが起き、ネットでは「ダサい」と酷評。

実際に「かぶる傘」を使用したボランティアの声は以下の通り。

「正直、最初は恥ずかしかったけど、かぶると日差しが遮られて涼しい。傘は差すという固定観念があるから笑っちゃうけど、自分の姿は見えないから平気になった」(55歳男性)
「昔の飛脚みたいで恥ずかしかったけど、意外に涼しくて両手が使えていい」(72歳女性)。
「かぶる傘は、ダッサいなと思っていて。人に会いたくないんです。遮光効果はあるのかな。信じるしかない」(女性:年齢不明)
「いいなと思ったんですけどね。江戸時代みたいでしょ。でも、帽子の上にかぶるのは変かなと思って」(70代男性)

日本人の感想をまとめると「恥ずかしくて、変」なアイテムみたい。

見た瞬間に「欲しいな」て思ったんだけど、感覚おかしいのかな私。
アルゼンチンからの来場者に「It's cool!」て声をかけられたらしいから、私は日本人感覚じゃなくてアルゼンチン感覚だな。
用意された4000個の「かぶる傘」パラリンピックも含め、何個が有効活用されたんでしょうな。

「これむっちゃええと思わへん?」
「ええんちゃう?」
フライングタイガーで見かけた「かぶる傘」のレインボー版。
ええんちゃうかと言ったのは息子だからなァ…私の感覚がおかしいなら私に育てられた息子の感覚だっておかしいかもしんない。

日本人の評判が軒並み悪いからなァ…と思って一旦買わなかったの。
次に見た時にまだ欲しかったら、もう買うしかねぇ。
いつまでもしつこく自分にウソはつけんな、おもて。

そしたらね、息子が扇子とセットで母の日にプレゼントしてくれたの。

ちょうどよさげな収納袋を持ってたからピッタリですごくイイ。

今年の盆踊りのテーマ「ひとりレインボーパレードにするわ~」つって試しに大阪で被ったら、

すれ違う人がニタニタするわけよ。

「やっぱすごない?コレ。すれ違う人の8割を一瞬で笑顔にする神アイテムやんか」
「お目が高かったねぇ」

店舗スタッフが「いいですね!」
通行人が「めっちゃええやん!」
駅でおばちゃんが「見て!アレええな!」
大絶賛やないかい、て。

オリンピックでは酷評だったのに…レインボーカラーにするだけでこうも違うもんなの?
これがレインボーのチカラなん?もしかして。

「レインボーパレード大阪てやってるん?」
「大阪だけじゃなくて全国各地で、世界各国でやってるで」
「コレで行こかな~おもろいこと起こりそうやんけ~」
オラわくわくすっぞ、悟空になっぞ。

お買い求めの皆さまに、注意点がございますねんよ。
フライングタイガーね、縫製が甘い。
ヘアバンドと繋がってる金属の棒が2~3回の開閉で千切れちゃうのでね、使う前に刺繍糸で補強することをオススメします。
完全に糸が切れて金属の棒ブランブランなっとったから、目ぇとか突いて危ないかも。

あと個人的には広げた時の、

ネームバンドが邪魔。

半分に折り畳んでも、なんか邪魔。

切っちゃうか~袋あるから止める機能は無くてもいいんだしね~て切ってみたら、こう。

ほぅらコッチのほうがMore cool!!!!!

東京五輪の「かぶる傘」は1000円だからね。
半値の500円でいい仕事っぷり。

#創作大賞2024 #エッセイ部門


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