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王道の人生


大人になったら働いて
異性と付き合って、結婚して
子どもを授かって、定年まで会社に勤めて
老後は家族に看取ってもらいながら
生を終える。

いつから、そういう王道の人生 という定義が作られたんだろう。

私は、異性と結婚をしたところまでは、王道の人生を歩めてるのかもしれないけど
子どもを授かるというステップにおいては消極的。


なのに。

自分で選んだ道なのに、
王道から外れている自分が とても不幸な人のように感じるから不思議。

子どもはいなくても、夫と毎日笑顔で過ごせて幸せなのは、間違いないのに。

うまくいっている人の人生を意識した途端に、自分の人生が不完全なもののように感じる。

子ども2人授かって、マイホームを建ててる同い年の友人を見ると、落ち着かない気持ちになる。

私は、誰に、何に、追い立てられてるんだろう。


同じように、独身の友人からしたら
あなたは結婚してるじゃないか と思われてるんだろうな。


そもそも、人の生きる道に 王道なんて存在しないのにね。

いつ、誰が作ったかわからない価値観に沿って生きるのが、あたかも正義みたいに。

変なの。

変なの と思えるのも、ある意味幸せかもしれない。