自分が目指す保健師像
常連さん(定期的に相談をしてくる人)から
保健センターに、あなたが居るってことに安心をするんです
と言われた。
まあまあ保健師の仕事をしてるけど、こういう言葉をもらったのは初めて。
それから、私が目指す保健師像…というか、人間像?っていうのが定まった気がする。
どんなに大変そうな相談者でも、毎日、四六時中、一緒にいるわけではないし、死ぬまで面倒見られるわけじゃない。
かつ、同じように支援が必要な人はたくさんいて、たった1人のためだけには働けない。
だから
たとえ私が目の前にいなくとも
「あの保健師さんならきっとこう言ってくれる」と、相手に思わせられるか。
たとえ異動して担当が変わっても、その後の数年くらいは残像(笑)で相手を安心させられるか。
今、べったりした関係を取るのも大事なんだけど、やっぱりどこかで数年後への影響まで考えて支援したい。
しんどい人の相談に入るのとは裏腹に、
私は普通の日常を送ってて、変な感じ
とツイートをしたら、
灯台のように、遠くで光って、引き返せる人を導いていることに、安心します
というようなリプが返ってきた。
あー、灯台っていいな。
いい言葉だな、と思った。
特別、何かができるわけではないけど
道に迷ったり
今立ってる場所がどこかわからなくなったり
どこに向かって歩けばいいかわからない時に
灯台のように ただ在ることが、誰かの道標になるなら
そういう風になれたらいいね
ただピカピカ光るのにも電力がいるので
自分のケアも大切にしないとな!