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コロナ禍での仕事のはなし

note更新は久しぶりです。


延期していたあらゆる事業を、6月から再開し怒涛のように毎日が過ぎ去ってます。

気づけば7月も終わり、8月になってました。


私の勤める自治体でも、新型コロナ感染は広がってます。

当初は、住民の方から、感染者に対する苦情もありました。いや、私に言われましても…状態。もちろん、感染された方は心配されることはあっても、非難を浴びるいわれはないわけで。

乳幼児健診や赤ちゃん訪問、おとなの検診もすべて見合わせ。

緊急事態宣言下では、児童相談所への虐待通告が増え、保健センターへ問い合わせが増加。
厚労省からは、要支援家庭は週1回の現認をするよう通達が来ましたが、訪問を「コロナが怖いから」と断られ、虐待対応の難しさも感じました。


かつ、自分自身も初めての事態に知らず知らずとストレスがたまり。
先の見えない毎日と、新しい生活様式を取り入れた事業への変更など、普段使わない頭を使い続け疲労も++

事業が再開した6月ころから、あまりよく眠れていません。


私たちがおこなう事業において、感染者を絶対に出さない。集団感染を絶対に発生させないと上司より指示。

消毒作業で職員の人数も、通常時の1.5倍増しくらい必要になってます。

かけた労力と、感染予防への効果が見合ってるのか疑問に思うような過剰対応も、上司から指示されてます。


加えて、災害対応マニュアルの見直し。保健師が全避難所に配置できるようにとお達し。

いや、保健師何人だと思ってるの?各避難所1人配置とか、影分身しないと無理。

いままで全く災害対応の訓練をしてこなかった、ツケが回ってきてます。



どのお仕事でもそうでしょうが
危機的状況に陥ったときこそ、有能な人と、そうでない人の差がはっきりと浮彫になりますね。

同時に今まで見て見ぬ振りしてきた課題も目立ってくる。

もちろん、こんな状況、だれしも初めて経験することなので
初めから完璧に対応できるわけがないのは、重々承知してますが、

この状況で誰がどんな動きをしているか、をこの機会によく観察しておこうと思います。



何も起きていない今は、誰からも称賛されません。
何かが起きた時は、罵声や不満の声を浴びせられます。

そんな仕事を、この先も続けていくのか?
使命感だけでは、ヒトは頑張れません。

自分のこれからの生き方を考えていく時期なのかも。