進撃の巨人おもしろい。ジャンの人殺しについて


コロナで暇すぎて先週くらいからAmazonプライムで進撃の巨人をみている。面白すぎる。

たぶんアニメ一期が大流行した時に、12巻くらい買って、そこから「よくわからんな」と離脱したんだけど、旦那が面白いから見ろとしつこいから見たら面白かった。

クーデター編は巨人も出てこないし話も難しいから離脱しがちだと思う。
でもここを耐えろ。ウォールマリア奪還に地下室の謎、予想外な展開に全てを持っていかれる。


クーデター編は、巨人を殺すための調査兵団が人を殺すようになるまでが丁寧に書かれている。

仲間を守るために人を殺すっていうのはよくある展開だと思うが、進撃の巨人は一味違う。

このエピソードに焦点を当てられたのはジャンだ。
敵に銃を向けられたときに相手を殺すのに躊躇した。だから近くにいたアルミンが代わりに殺し、そのせいでアルミンは自己嫌悪に陥り嘔吐してしまう。その姿を見た罪悪感でジャンは人を殺す覚悟を決める。

ゾッとする。
アルミンも人を殺すことには躊躇するタイプだろう。しかしジャンという大切な仲間を守るためなら咄嗟の判断ができる。
賢い。しかしそれがアルミン自身を傷つけることになる。

人1人殺すだけでここまで丁寧に書く。読者は2人やそれをみていた調査兵団の気持ちの変化に共感してしまう。
諌山先生の手法にはゾッとする。
でも気づいた時にはアニメを見ることをやめられない。漫画を読み進めるのをやめられない。


進撃の巨人の面白ポイントはたくさんあるから思い出したらまた書く。

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