ChatGPTをテキストの理解に使おう!
通信制大学生が活用すべきツールの一つに、「ChatGPT」があります。
通信制大学の難しさに「テキストが理解できない」ことがあります。
ChatGPTには、この弱点を補完する機能があるのです。
テキストが理解できない
テキストが理解できないというのは、通信制大学生にとって大きな悩みの一つです。
通信制大学で使われるテキストには、その大学独自のテキストと、市販されているテキストの二種類があります。
中には理解しやすいものもありますが、基本的には専門用語もバンバン出てくる、難しいものが多いです。
なるべく要点だけをまとめているようなテキストである場合もあります。「〇〇〇入門」のようなテキストですね。
これらは一見簡単そうですが、実は説明が少なすぎて、逆に理解が難しいということがあります。
専門用語について、簡潔な言い換えであったり、数行の説明で終わっていたりします。
例えば、「発達障害」という言葉の説明が、以下のようだったらどうでしょうか。
これだけでは、よくわからないですよね。むしろ、誤解してしまうことさえ考えられます。
それでは、こちらはどうでしょうか。
具体的な障害の名前が出てきたので、少し詳しくなった気はします。ところが、今度は説明の中の言葉の意味がわからないわけです。
実は、この後にはもう少し続きがあります。
ここまで説明があれば、ふんわりとは意味がつかめそうな気がします。
ただ、この文章を読んで、さらに疑問が出てくる人も多いと思います。よけいに混乱してくる人もいるかもしれません。
また、そもそもこのような文章を読むことが苦手な人もいると思います。
この文章は政府が出している、一般の人にもなるべくわかりやすく伝えるために書かれた文章です。それでも、理解することが簡単ではないことがわかります。
そんなときにはChatGPT
そんなときには、ChatGPTを使ってみましょう。
上記のようなわからない専門用語が出てきたら、ChatGPTに聞いてみたらいいのです。
例えば、こんなふうな使い方があります。
ChatGPTの回答は次の通りです。
発達障害には以下の具体例があります:
自閉スペクトラム症(ASD):
例:社交的な相互作用が苦手、特定の興味や活動に強いこだわりがある、言語や非言語のコミュニケーションが難しい。
症状:視線を合わせない、同じ動作を繰り返す(例えば手を振る)。
注意欠陥・多動性障害(ADHD):
例:集中力が続かない、衝動的な行動をする、過度に動き回る。
症状:課題に集中できない、順番を待てない。
学習障害(LD):
例:読み書きや計算が極端に苦手。
症状:読むのに時間がかかる、文字を逆さに書く。
これらの障害は日常生活や学習に影響を与えるため、早期の診断と個別の支援が重要です。
この回答が正しいことなのか、適切なのか、について慎重になる必要はありますが、少なくとも端的に知ることはできるはずです。
ポイントは、そこからさらに質問を重ねて、疑問に思ったことを明らかにしていけることです。
テキストで学べるようなことであれば、ChatGPTの得意分野です。疑問に思ったことについて、ある程度的を射た回答を得られると思います。
今後、通信制大学生へのChatGPTのおすすめの使い方を、詳しく紹介していきます。
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