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パリ発エンジニア養成学校 42Tokyo 『Piscine』 が教えてくれたこと

初めまして!
「最高に楽しい毎日を送る」ために、はまぐりを食べたり、プログラミングをしたりしている大学2回生、chisso こと 鈴木 美優 です。

先月、パリ発のエンジニア養成学校 42Tokyo の1ヶ月に及ぶ試験「Piscine」を受験し、おかげさまで無事合格することができたので、これをきっかけに、ずっと書いてみたかった note を書き始めることにしました。

ちなみに、試験が終わってから知ったのですが、合格率は4%だそうです。

なぜ受けようと思ったのか?

エンジニアになって、最高に楽しい毎日を送りたい。
それが私の夢です。

その理由について、ここで書き始めるとかなり長くなってしまいそうなので、
そのお話はまた別の機会に書くことにします。

とにかく、私はエンジニアになりたいのです。

ところが。

私は、情報系の学部に所属しているわけではありません。
私に、プログラミングを教えてくれる人はいません。
私に、エンジニアになるための進み方を教えてくれる人もいません。

さあ、困りました。
これでは、私にとってエンジニアになることは、超ハードゲームではないですか。
少なくとも、私にはそう思えました。

でも、やるしかない。
最高に楽しい毎日を送るために。

そう思った私は、Progate の Ruby on Rails コースや Rails チュートリアルに取り組んでみたり、関西AXIS というサークル活動の一環で、プログラミングがしたい大学生を募り、Webアプリのチーム開発に挑戦してみたりしました。
他学部の先生にメールを送りつけ、C言語を勉強しながら、C言語によるアルゴリズムとデータ構造の講義を受けてみたりもしました。
また、運の良かったことに、エンジニアとして内定が決まった大学生や、エンジニアインターン中の大学生、フリーランスエンジニアをやっている社会人など、エンジニア同士の繋がりもでき、いろんな話を聞くことができました。

けれど、私の心からモヤモヤが消えることはありませんでした。
まず第一に、全て独学で学習を進めることに不安があったからです。
そしてもう一つ、このまま進んで、将来、本当に自分がイメージしている生活が送れるようになるのかどうかが分からなかったことも、モヤモヤが消えなかった大きな要因でした。
身の回りの数人の進み方はとても参考になりましたが、皆それぞれ少しずつ分野が異なり、抽象的な答えは得られるものの、それを自分なりに具体化したものが、「正しい」のかどうか、分からなかったのです。

そうして、次第に私は、
もっとエンジニアとの繋がりが欲しい。
同じ領域で挑戦する仲間が欲しい。
一緒にプログラミングをして、お互いの将来について気軽に相談し合える友達が欲しい。
そう思うようになりました。

そんな時に舞い込んできたのが、充実のカリキュラムの下でプログラミングが学べて、エンジニア友達もできて、なんと学費無料という、パリ発のエンジニア養成学校が東京にあるらしい、という情報でした。
そして、その学校こそが、42Tokyo だったのです。

これなら、今まで私が直面していた問題が、全て解決される!
そう考えた私は、すぐに 2022年3月の Piscine に申し込みました。

Piscine を泳いでみて

とにかく、楽しすぎました。

Piscine では、課題が与えられ、それらを解いていきます。
課題の一つ一つがどれも新鮮で興味深くて、解くこと自体もすごく楽しかったのですが、Piscine では、プログラミングの、また違った楽しさを味わうことができました。

42Tokyo には講師がいないため、生徒はインターネットで調べたり、他の生徒に聞くことによって課題を進めます。
また、ピアラーニングという手法が取り入れられており、受講生同士でコードについて話し合わないと課題が進められないシステムになっています。

42 Tokyoでは学生同士で教え合いながら課題に取り組みます。ともに学ぶ仲間とのディスカッションの中でエンジニアとしての視野を広めながら、コミュニケーションスキルを磨きます。

42Tokyo 公式サイトより

この、お互いに質問してお互いに理解を深める、というシステムが私には合っていたようで、楽しく学習を進めることができました。

他の受講生と、なぜこのコードだと駄目なのだろう、と議論したり、夜通し話しながら課題を進めたりした日々は、文字通り「最高に楽しい毎日」で、
Piscine は、人とプログラミングをする楽しさを、私に教えてくれました。

これから

一昨日、合格通知が届き、7月5日から入学することとなりました。
同時に、人とプログラミングをする楽しさを誰かに伝えたくて、自分の大学でプログラミングサークルを立ち上げ、活動を始めることにしました。
今は新歓中ですが、活動がスタートしたら、また note を書こうと思います。

最後に

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
初めて note を書いてみましたが、楽しんでいただけたでしょうか?
もし、良い時間だったと思っていただけたなら、また読んでくださると嬉しいです。
それでは、引き続き、あなたが素敵な毎日を送れますように。
またお会いしましょう!

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