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noteをはじめてひと月

書くことをはじめてみよう、と思いたってひと月になります。

大切なものを憶えておくため、大事なことを思い出すために、こつこつ書いていこうとnoteをはじめました。

昔から自分のことをひらいてゆくのが得意でなく、心身を壊してからは言葉を発することもうまくできなくなりました。会話のペースについてゆけず、口ごもってしまい、言うべき言葉が頭に浮かばない。(最近は会話に関してはだいぶ改善しました。)
自分をひらくことは今だに苦手です。でも変わりたいとも思っています。

言葉をつかうことは昔から好きでしたが、じょうずに言葉をつかえなくなってからは、書くときでさえも遠慮して沈黙をたもつことが増えました。
それでもどこかで言葉の力を信じたいという気持ちが残っていたのだと思います。

もういちど自分と、自分の言葉をつなぎあわせたいという気持ちから書くことをはじめました。ほとんどリハビリのような感覚です。
だれにも読んでもらえなくても、なんの反応ももらえなくても、自分のためにこつこつ書いていこう、とにかく半年は、と決めて投稿をはじめました。


心身を壊していたときに、
「あなたが納得して楽しめるようなことをしていってほしい」
と母に言われる夢を見ました。
夢なので、もちろん本当の母が言った言葉ではないですし、いってみれば自分の頭が作りあげた幻想ともいえるのですが、でもどこかで、だれか大切な人からプレゼントされた言葉のようにも感じました。
それを最近よく思い出します。数年まえ夢で聞いた言葉が今になって身に沁みてきます。

これからとりあえず半年を目指し、自分が納得いくまで、自分の言葉で書いてゆくのを続けていこうと思っています。半年たって自分の立っている場所がどうなっているか、それを楽しみに続けていきます。

書くことに人より時間がかかるので、ペースはゆっくりめかもしれませんが、週に1回あるいは2回、コンスタントに書いていくつもりです。


思った以上にたくさんの方に読んでいただけて、とてもありがたく感じています。
スキをつけてもらったり、コメントをいただけたりすることがこんなにうれしいとは思っていませんでした。当たり前のことではないので、常にそのありがたさを噛みしめながら、一方でそれに依存しすぎずにいこうと思っています。
うれしすぎて忘れそうになりますが、常に軸は「自分が大切にしているものを書く」というところに置いておこうと思っています。


とはいえこのスタートアップの時期を支えていただいたフォロワーさんおひとりおひとりのことは、ずっと大事にしていきます。ありがとうございます!

私の記事のシェアをしてくださった楡森ゆりのさんたかやんさんも、ありがとうございました!
シェアをするのは簡単なことではないと思いますし、場合によっては勇気も要ると思います。かけてくださった時間と手間ももちろんのこと、「シェアしよう」と思ってくれた心の動きが、ほんとうにうれしいです。


noteを始めていちばん予想外だったのは、それぞれの方のnoteを読むことが本当におもしろかったことでした。
昔からプロの方の本だけでなく、自費出版の本を読むのも好きでしたが、noteでは書いて発表することのハードルがそんなに高くないからか、さまざまな立場の方の言葉が聞けて、本当におもしろい。
ふだんの生活をしているだけでは決して出会えない人の、表になかなか出てこない思考の流れや胸のうち、心のありようがここかしこにある。
場合によっては、その人が家族にさえも明かさない、自分のいちばんやわらかい部分を明かしてくれていることもあります。そういう息づかいを感じる言葉たちにいつも胸がうたれます。

ほんとうによかった、という気持ちはきちんと相手に伝えていこうと決めたので、私からよくスキを押されるかもしれませんが(ずいぶん昔の記事にさえもつくかもしれません)、負担に思わず気軽に受けとっていただけるとうれしいです。

長くなりましたが、ひと月ということであらためて書いてみました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。


小川千紗


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