ヴァロットン―黒と白展(感想)_バランスの良い画面に込められた物語
三菱一号館美術館にて2022年10月29日から開催されていた『ヴァロットン―黒と白展』へ行ってきたので、いくつか心に残った作品についての感想などを。
ヴァロットンは19世紀後半にパリで活躍した画家で、本展では版画作品がメインに展示されており最後の方では同時代に活躍したロートレック作品も展示されていた。
作品自体は幅30cmにも満たないほど小さいものが多いのだが、白と黒のみで構成された画面には普遍的な物語性があって興味深い。
嘘 アンティミテI
男女の親密な関係をテーマにし