衿沢世衣子 光の箱1巻(漫画感想)_闇の中に存在するコンビニが生死を分ける境目
「光の箱」は2020年7月発行の衿沢世衣子のコミック。光の箱、すなわち夜のコンビニで繰り広げられる不思議なコメディが6話収録されている。衿沢世衣子の漫画は何冊か読んでいるけど、その中でもこの作品はけっこう好きかも。
以下、ネタバレを含む感想などを。
生死の間をさまよう人の訪れる不思議なコンビニ
このコンビニ、まず店長と新人バイトのタヒニが人間ではない。人間のアルバイトのコクラは、それらを「魔の人々」と呼んでいるが詳細な説明は一切無い。
訪れる客はというと、人ではない常連(