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ゲームの感想

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新旧問わず、プレイしたゲームの感想について 購入したのにまだプレイ出来ていないゲームもたくさんあって、どこから手をつけたものか。
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2022年5月の記事一覧

フォークソング(ゲーム感想)_好きな人との時間を共有できる美しさ

フォークソング(ゲーム感想)_好きな人との時間を共有できる美しさ

『フォークソング』はリューノスより1999年11月に発売されたノベルゲームで、企画・シナリオは八雲意宇、原画・CGが小池定路となっている。
友人との連絡に黒電話が現役で使われている昭和の時代に、自然豊かでのどかな神谷上町(かみやがりまち)を舞台にした恋愛ストーリーは、3組の男女を中心にして、誰かが激しく傷ついたりしない優しい世界観の作品。
以下、ネタバレを含む感想などを。

すれ違う幼馴染、小琴野

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果てしなく青い、この空の下で…。(感想)_寂れた村の伝奇ミステリー

果てしなく青い、この空の下で…。(感想)_寂れた村の伝奇ミステリー

『果てしなく青い、この空の下で…。』はTOPCATより2000年6月に発売されたノベルゲームで、シナリオ担当は鷹取兵馬。2009年10月にはフルボイスの完全版が発売されている。
山に囲まれていることで冬には隣町との行き来も困難になる閉鎖的な村で、地上げ屋が村人を恐喝し、災いをもたらす神が暗躍する伝奇的なミステリーとなっている。
以下、ネタバレを含む感想などを。

分かりやすい悪として配役された堂島

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