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ゲームの感想

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新旧問わず、プレイしたゲームの感想について 購入したのにまだプレイ出来ていないゲームもたくさんあって、どこから手をつけたものか。
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2020年3月の記事一覧

終ノ空(感想)_不気味な作風とブラックな笑いで鷲掴みにするも内容は堅い

終ノ空(感想)_不気味な作風とブラックな笑いで鷲掴みにするも内容は堅い

ノストラダムスの予言が旬だった1999年発表、ケロQのデビュー作品。
今となっては本当に馬鹿げた話しだが、20世紀末後半の日本では日常会話でノストラダムスの予言について話題にされることがあり、1999の7月にアンゴルモアの大王が降ってくると世界が破滅するという話題が自分の身内でも話題になることがあった。

本作はその予言がきっかけとなり、狂気が加速しながら混乱していく学園の出来事を4人の異なる人物

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明日の君と逢うために(感想) _記憶喪失で揺らぐアイデンティティについて

明日の君と逢うために(感想) _記憶喪失で揺らぐアイデンティティについて

『明日の君と逢うために』はパープルソフトウェアから2007年に発売された作品で、当時の対応OSはWindows2K/XP/Vista。
公式サイトによる作品紹介は以下の通り。

四方を青い海に囲まれた島、御風島。
その中心には、人が近づくことを許さない、深く大きな森が広がっている。
子供の頃、御風島に住んでいた主人公・八代修司。
今は都会で暮らしながら、いつか島へ帰ることを望んでいた彼は、
従姉で

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