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横浜FC vs 浦和レッズ プレビュー レビュー 2023シーズン J1 第17節 6月11日

じゃない方のチームの大逆転物語



現在、試合当日の朝5時58分。
現在の世界最強チーム、マンチェスターシティが悲願のチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた瞬間を見届けたところです。(Googleでシティを検索したら、画面一杯に祝福の花火が上がりました 笑)

ただ世界最高峰の戦いといえども、いずれのチームのサポーターでもないので、試合中には時々雑念、妄想が入りながらの観戦。それを考えると、応援するクラブチームを持つクラブライフというのは素晴らしいですね。初のJ1残留をかけて挑戦を続ける横浜FCのリーグ戦で、途中よそ事を考えてしまうとかあり得ませんから。

その妄想の中にはもちろん、我が横浜FCのこともありました。マンチェスターユナイテッドが1999年のチャンピオンズリーグ決勝で劇的勝利を挙げるなど、世界最高レベルのメガクラブとして我が世の春を誇っていた頃、同じ街のマンチェスターシティは最近までの横浜FCと同じく、1部(プレミア)と2部(ディヴィジョン1)を行ったり来たりのエレベータークラブでした。

2008年にUAEの投資グループが買収してから徐々に強豪クラブとなり、さらにペップ・グアルディオラが何年もかけて完成度をあげてきました。今シーズンホーランを加えたことで、ついに世界最強チーム、優勝大本命として前評判通りに悲願のビッグイヤーを獲得し、3冠を達成したわけですが。
エレベータークラブ、「じゃない方の」チームとしてユナイテッドの繁栄を指を咥えて見ていた2000年前後、シティのサポーター達は、こんな日が来ることを想像していたでしょうか?

全然違うよ!という人もいるかもしれませんが、それを考えると、我が横浜FCがJ1定着から上位進出、タイトル獲得までのロードマップを描いていることになんの無理があるでしょうか?未来は決して目の前で見えてることの単純な延長線上にはないのです。

本日の妄想的予想

アジアチャンピオンの浦和を相手に、うちはいつも以上に守ってカウンター、という形になると思います。が、最近は格上チーム相手には、守りを固めた所からなかなか得点できないことが課題になっています。選手達はそれを、特に後ろ向きになることなく、「客観的な課題」として取り組んでいるらしいところが今のチームの頼もしいところで、きっと徐々に解決してくれるものとは思っていますが。

ここは、私からも妄想的な解を提供(?)したいと思います。

前節は、コロナの影響なのかどうか事情は発表されていませんが、とにかく航基を含め、セレッソ戦までの主力が一部欠けていました。それが、横浜FCの公式Twitterで練習写真を見る限り、少なくとも航基と和田さんは復帰している感じです。
一方で、鳥栖戦に先発したマルセロ、カプリーニあたりも非常にいいプレーをしてくれました。もちろん坂本も良かったのですが、航基が復帰する今節は、マルセロのワントップ、シャドーに航基とカプリーニという形はどうでしょうか?

昨シーズンの航基はスタートでシャドー、途中からトップに上がる、ということが多かったですよね。今シーズンは、とかくストライカーとしてのみ注目されますが、上手くて強いポストプレー、そしてボールをキープした後のパスなどJ1でも上位のクオリティーは、シャドーとしても高いレベルのプレーを提供してくれます。

マルセロがここのところ強いポストプレーを提供してくれるので、そのシャドーで航基とカプリーニがうまくて強いプレーを展開することで、前線のボール保持力はかなり高まるのではないでしょうか?そうすれば、単発ではない攻撃に繋げられると共に、守備もかなり楽になると思います。

そして、コンディション次第ですが、ここのところ目立つパスミスの見られないニュー和田さんに、ボランチとして戦術能力の高さを活かしてほしいです。
なので、私の妄想入りスタメン予想は以下の通りです。

GK ブロ
3CB 岩武、吉野、マテウス (ボニはどうなってるのでしょう???)
WB 近藤、林
ボランチ 潮音 和田さん (潮音の代わりに高井も結構面白そう)
シャドー カプリーニ 航基
トップ マルセロ

さあ、実際のところはどうでしょう!?スタメンが発表されたら、また加筆、更新します。
お天気はまたまた雨ですが、サイン会も当たったことですし、クラブメンバーズデイを楽しみたいと思います。

スタメン発表

今三ツ沢に向かっています。
天気はまあまあ何とかなりそうですね。
そうこうしているうちにメンバーが発表されました。
まず、妄想メンバーを書いた時、完全に山下を忘れていました!ごめん、山下!

そして、なんと、その妄想メンバーでスタメンにしたカプとマルセロが先発で、航基はベンチスタートです。
航基が復帰しても、先週良いプレーをした2人を優先とは、ヨモさんは素晴らしいです。チーム全体の問題とはいえ、航基が点を取れてないのは確かです。強力なポストプレーをみせており、カプとも相性の良いマルセロを浦和相手に先発とは、理に適っています。
それに航基といえどもアンタッチャブルでは無い、と示した事は、全選手の健全な競争を更に煽って、全体のレベルを押し上げることになります。
(もしかしたら、休み明けでまだコンディションが整ってないだけかもしれませんが。。。。笑)

更に、ベンチには英二郎が!やはり、守備に梃入れをしたい時の最適オプションだと思います。きっと喜んでいるフリエサポも多い事でしょう。
では、可能であればハーフタイムに書き込みます。
三ツ沢は電波弱いから難しいかな。。。。改善求む。

三ツ沢到着!

やっぱり三ツ沢のハーフタイムでnoteの書き込みは出来ませんでした!
DAZNの振り返りも終わった状態で、三ツ沢に着いて以降の状況を書きます。

私のシーズンシートはメインなのですが、周囲はチケットが売り残りがちなところで、アウェイサポが多い試合、川崎戦なんかはそうでしたが、ビジター席を買い損ねたアウェイサポが結構進出してきたりします。

なので、浦和戦ともなれば、もしかしたら真っ赤で元気な人達に囲まれて、ホーム側なのにえらい肩身が狭い思いをすることを覚悟していました。
それに、三ツ沢上町駅前のセブンイレブンも混んでましたし、スタグルを買うのも結構混雑するかなー、と思っていたのですが。

三ツ沢にきてちょっとびっくりしました。随分手前、テニスコート横ぐらいから「アウェイグッズで通行できません」の規制線が!おかげで広場にあった鉄板鶏飯は簡単に買えました。(おじさんにはご飯が多くて苦しかったけど、味は美味しかった!)

それから、いつもは近道として、ゴール裏の後ろから入って通路経由でメインに行くのですが、なんと、チケットリーダーではじかれて、「メインの入り口に行ってください」と言われました。
メイン裏の、売店とかのあるコンコースはいつもアウェイサポがたくさんトイレや売店に行列を作ったりしているのですが、この日は全く見かけず。よくみたら、奥の方、ちょうどアウェイ側との境目のところが、これまた柵で区切ってありましたね。いやいや、徹底しています。

もちろん、隅々までアウェイサポに売った方が売り上げは上がるのでしょうが、クラブ側も安全対策を優先したのですね。正解だと思いますよ!

前半〜ハーフタイム

ということで、赤くて元気な人達に囲まれることもなく落ち着いて観戦となったのですが。どうも、私の周りは招待客っぽい方達(そんな感じの紙チケットを持っていました)がたくさん入ってきました。もちろん、ちゃんと横浜FCを応援していたので、仲間ではありますが。

試合開始5分ぐらいから、引率の大人二人ぐらいに子供達5、6人のカルガモの列がやってきて、私の目の前経由で自分達の席に入ろうと、悪戦苦闘し始めました。
それでちょっと試合展開がろくにみられないまま、2分ぐらいかかってようやく落ち着いたのですが。

ん?「選手交代云々〜〜31番、坂本幸基」??
え?誰と?あれ、カプリーニがいつのまに怪我したの?

と、なりました。ここまでの展開を完全に見逃した!!!

でも、いいのです。鉄板鶏飯の詰め詰めご飯で苦しくなってしまうようなおじさんは、もはや細かいことは気にしません。カルガモの子供達(小学校低学年ぐらいの女の子とか)がしっかりフリエサポに育ってくれれば、それで嬉しい!!

などと大人ぶって自分を落ち着かせ、なんとか観戦に集中しました(笑)

しかし、前半は良い意味で予想外の展開でした。浦和というと、2020、2021年シーズン、槙野とかもいた時代に、完全に力負けで手も足も出なかった印象がありました。しかも、ごく最近は負けなしだし、ACLも獲ってるし。「今日はかなり厳しい試合だな」と思っていたのですが。

結構やれてるじゃないですか、うちは。こんなに互角に近い展開(と言ったら浦和サポは否定するでしょうが)は予想していませんでした。もちろん、鳥栖戦を含め「前半はよくやっていた」という試合は結構あるので、余談は許しませんが。それでも、強豪浦和相手に、対等に組み合って0-0でハーフタイムとは、大したものです。

試合終了

結局0-0のままドローで試合終了。最下位相手に勝ち点3を当然のこととして期待していた浦和サポは試合終了と共に自チームに対して大ブーイングでした。
「うちと引き分けてブーイングとは失礼な!」とは思いましたが(笑)、ゴール裏のフリエサポも同じ思いのようで、浦和サポに向けて大ブーイング。(横浜FCの選手に勘違いされないようにするため??か、すぐに「横浜!横浜!」の大合唱になったところが微笑ましたかったです。)

しかし、DAZNもみて考えてみたら、そりゃそうですね。なにしろ、勝つどころか、試合終盤には逆に横浜FCに押し込まれてました。
ただ、酒井選手は試合後のコメントの中で「ただ、横浜FCが良いパフォーマンスをしていたのも事実。」と言っていました。我々素人がみても確かにいいサッカーをしていましたが、さらにヨーロッパのトップレベルを体験してきた酒井選手がこのように言っていたわけですから、これは自信をもっていいのではないでしょうか。
アナウンサーだか解説者も「運良く拾った勝ち点一ではなく、自ら勝ち取った勝ち点1」と表現していました。苦しかった最初の10試合の間、まさかこんな状態まで改善してくるとは思いませんでした。四方田監督すごい!
後半戦は本当に楽しみです。

その良かったプレーに関していろいろ書きたいことはあるのですが、アウェサポ規制(というより、レッズサポ規制)のことやら、カルガモのことやら書いてたらえらい長くなってしまったので、この記事はこの辺にしておきます。

また後ほど、各選手のプレーなどに着いて書くつもりです。
では、みなさん、次の京都戦まで2週間、気持ちよく過ごしましょう。



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