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カレーとナンを作る
大学生のころ、カレーを作ることもあったが、もっぱら市販のルーを使っていた。
社会人なってすぐくらいだろうか、スパイスからカレーを作ってみたいと思うようになった。たしか文通友達がスパイスでカレーを作るのにハマっていると知り、私も挑戦してみようと思ったんだと思う。
はじめてのスパイスカレーはなんとも微妙な出来だった。目標とする味がなくて、ただネットで検索したレシピ通りに作った。出来上がってみても確かにカレーの香りはするが、これが正解の味なのかわからない。こんなカレーを作りたかった!という感動もなかった。せっかくスパイスから作ったカレーなのに…。おまけに翌日は大変な腹痛を伴う下痢に襲われ、ちょうど車で県外への移動をしている時だったので、パーキングエリアのたびにトイレ休憩をとってもらった。
その時は上司に謝りながら、もうスパイスカレーはこりごりだと思っていたが、また作るようになったキッカケは旦那さんのカレーを食べてから。旦那さんカレーは市販のルーにいろんな隠し味が使われているらしくとても美味しい。(カレーだけじゃなく、炒飯もオムライスも餃子も旦那さんの方が上手に作る)。そんな旦那さんカレーに対抗できるカレーはスパイスカレーしかないだろうという安易な考えだ。
そんな私は最近、無性にカレー屋さんに行きたくなる。カレーと共にナンとラッシーとタンドリーチキンも食べたい。鳥取のあの店が恋しくてたまらなくなる。
スノータイヤも売ってしまったので春になるまでそのカレー屋さんはお預けということで、自分で作ってみた。
初挑戦のナンは薄く伸ばさないとホットケーキにしか見えない代物になることを知った…。