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Rock Novel「シンデレラ物語」人魚の🧜‍♂️涙

「トムとジョン、お前さんたちMerman
の初舞台の仕事はKISSクルーズでの前座に決まった
からね!」

「あ、マネージャー、そうなんですか。」

「どうした、トム嬉しくないのか?
浮かない顔だぞ。」

「イヤ〜海🏖はちょとー、船酔いし易い
たちで。」

「お前が歌う訳じゃないんだから、ギター🎸に
集中してりゃ大丈夫だよ。船酔いの薬飲んで
おけ。」

「Merman 人魚🧜‍♂️男のクセに海が苦手って
お笑いだよな、トム!」

「ジョン、上手いこと言うな!」

「よ、マネージャー仕事取って来てくれて
感謝してますよ。」

「いや、ジーン シモンズに言われてさ、
お前達の事ニュージャージーのクラブ
Galaxyにさ、見に行った時には
ぶったまげたよ。トムのギター🎸の妖艶さと
ジョンのハスキーな声とルックスでこれならいける!って直感がビビビって来たよ。『人魚』
って言う変なバンド名もいいよな。」

「トムは人魚らしく泳ぎは出来るのか?
クルーズ船から海に万が一落ちた時にさ!」

「マネージャー、トムの髪の匂いかんでごらんよ、」

「クンクンクン」

「わー、潮の香りがするな!髪が緑がかった
黒でツヤツヤと光って!光るワカメ?」

「あ、オレの実家は東海岸で牡蠣を養殖してる
漁師だから、生牡蠣で育ってるからかな?
磯臭い?でもオレ海は怖いんだ、何か魔物が
住んでるようで、引きずり込まれそうじゃない。」

「人魚男が何言ってんだよ、海の
魔物何て、モリで突いてやればいいじゃん!」

「その調子!その調子!トムと違ってジョンは元気いいなぁ、頼むぞ!」

「オッケー👌マネージャー殿!トムの事は俺様に
任せとけって!」

「トム、そんなに海が怖いのか?
溺れた事でもあるのかい?」

「海はオレの故郷だけど、もう戻りたくないんだ、
街で頑張るって決めたしさ。里心がつくとさ、、、
泣けてくるし〜涙🥲が、、、」

「お前の涙綺麗だな、キラキラ🤩光って
真珠🦪になるみたいだ。牡蠣の殻の中に
育つ真珠、トムは海が育てた、宝石💎何だろう?」

「何で?そんな事言うの?」

「お前、やっぱり人間じゃないよな?
そんな気がする、海の底からやって
来たんだよね?」

「だったら?」

「イヤ、それでもいいさ、トムとバンド
やれるんだったら、あんたが海の魔物だろうが
半魚人だろうが人魚姫🧜‍♀️だろうがいいさ!」

「♬溢れ出る 涙が目から落ちる前に
涙の数を数えるオレさ〜♬お前と別れてから
1000年の月日が経った様な気がする〜」

「お、いい歌だな!トムが作ったのかい?」

「うん、『Nobody’s Fool』って言う曲なんだ。
失恋の歌💔だよ。」

「お前の歌うの初めて聞いたけど、
上手いな!何で黙ってたんだよ!」

「ありがとう〜。やっと声が戻ったんだよ、
ずっと声が出なくて、オレのギター🎸に
ジョンやKISSのジーンさん、マネージャーの
ラリーが感動してくれてさ、自信がついたから
そのお陰だよ。ジョンありがとうな。倒れてるオレを道端で救ってくれて。」

「ああ、あの時はビックリしたぞ、
こんな美しい男が赤いギター🎸抱えて
行き倒れてたから、何だろう?って思ってさ。
ほっとけなかっただけさ。」

「命の恩人だよ、ジョンは!」

「お前、ほんとうに何者なんだい?その
デッカい口と手で俺の事飲み込むのだけは
勘弁してくれよな?」

「え、オレ?赤ずきんのオオカミ男かも🐺」

(大笑い)

To Be Continued

tom Keifer from Cinderella
tom keifer and Jon Bonjovi
Jon found tom at Empier Rock Club
in East coast
Philadelphia(tom’s home town)

What If! もしも、ジョンがリッチーじゃなくて
トムとバンド組んでたらどうだったろうか
と思い、このお話を描いてみました。
読んで下さってありがとうございます😭♫

トム キーファー はシンデレラの曲もまだ
歌っていますが、現在はソロバンド
トム キーファー バンドで活躍しています。
2023年6月15日からWingerと共に全米ツアーも
始まります。

地塩 礼(ラスベガス在住)
2023年6月15日

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