もう少し…
球根の芽が顔を出していました。
新しく植えたもの、もう何年もそこにあるもの、それぞれですが、殺風景に見える花壇の地下ではすでに春が来ているのですね。
こうした芽吹きを見ると嬉しくなります。
なぜかと言えば、見事に花を咲かせたときの喜びを知っているからでしょうか。植物を育てていて、手をかけたもの、ことに対して、それに応えるように花を咲かせ、葉を茂らせるといった瞬間は、生きててよかったとまで思わせてくれるのです。
その瞬間に、すべてが報われるのです。
新緑、芽吹き、開花。
みんな春にはそれらを本能的に求めて楽しみます。
私にとっては、今までの頑張り、苦悩、ストレスなどすべてを開放し、認めてくれる存在なのです。これが私がガーデンに携わっている、そして携わりたい理由なのかもしれません。
そんな春までもう少し…
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