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ナポリ〜シチリア旅行記 その3 パレルモマッシモ歌劇場

朝6:30にフェリーは着岸したものの、載り込んだのが早く駐車したのが奥の奥だったため船内で待たされること1時間…
やっと下船しまずはチェックイン前の宿に荷物を置きに行き、近くのカフェでゆっくり朝ごはん。

パレルモマッシモ歌劇場のガイドツアー朝イチの回に参加しました。

大階段とギリシャ神殿をイメージさせる前面は圧巻!

マッシモ=最大と名前につくだけあり、客席数3200席でイタリアで最も大きく、世界で3番目の規模の歌劇場です。

エントランスにはワーグナーが弾いていたというオルガン

正面大階段を上ったエントランスは茶系の代理石が重厚な雰囲気です。

本日の催し立て看板の後ろに隠れていたベッリーニ像


客席への入り口横にはひっそりとシチリア(カターニア)出身の作曲家ベッリーニ像が。

ピットの上にコンサート用の舞台を設営中


客席と舞台はゴールドとボルドーの豪華なしつらえ、天井画は天使たちが舞い踊る可愛らしいもの。
この天井、なんと開閉できるのです!

開いている状態

パレルモマッシモ劇場の客席は馬蹄形で、2階パルコ席中央にはParco reale(王様のパルコ)があります。

4部屋分の豪華なパルコがParco reale

Parco realeの前には鏡張りのサロンがあり、ゆったりとしたソファが置かれくつろげるスペースになっています。

クラシカルな雰囲気


Parco realeにはフラスコ画が飾られ、客席は15席。舞台真っ正面でもちろん見やすい!!

Parco realeにて

舞台の幕についての解説を失念。歴史ありそう…

フラスコ画のある王様パルコは珍しいのでは

昔は男性用喫煙サロンとして使われていたホワイエの中2階には室内楽演奏コーナーがあり、優雅な雰囲気。

ポンペイ風にギリシャの神々が描かれた天井クーポラ

クーポラの丸窓真下の床に黒い丸が大理石のモザイクで示されています。この丸の中では話し声が異様に大きく響くのでヒソヒソ話しにもってこいの「密談コーナー」だったそうです。

ヴェルディ先生とヤシの木

正面大階段の横にはヴェルディ像が。ヤシの木との組み合わせがいかにもシチリア!
パレルモマッシモ歌劇場を堪能し、街歩きに繰り出します。



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