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読書日記 -10月-

2022.11.6 さよ

10月に読んだ本。
途中で滞ってしまって、1冊しか読めなかった。

●pray human / 崔実

主人公(語り手)の過去を語るモノローグでほとんど構成されている。
それは「安城さん」に語りかけるものでもあったし、
「君」に語りかけるものでもあった。

語られる物語は壮絶で生々しかったけど、悲壮感はなかった。
すがすがしささえ感じた。
それは最後まで隠されてた物語があまりにも残酷だったからか。

誰かに聴いてもらうことで救われる物語がある。
人生はいつもハードモードだけど、
それでも生きてなくちゃいけないんだなぁ。

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