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吉村順三 愛知県立芸術大学 (1966年)

ここを訪れるのは実はもう三度目。確か以前も春とか初夏あたりだったけど、ツツジの花がこんなに咲き誇ってるときではなかったなぁ。
風も心地よくて、のんびり散策(不法侵入?)してきた。

ここにまた行こうと思ったのは、帰省ついでもあるのだけれど、やっぱり魅力的な場所だから。
講義棟の下のピロティが特にお気に入り。時期も勿論関係してるんだろうけど、この半屋外空間がすごくリラックスできて好きなんです。
天井高とか、緑とのいい感じの距離感とか、味が出てきたレンガタイルとか…色々な要素が、この場所の魅力をつくり出しているんでしょうね。

ここは高低差のある森の中にあるから、様々な棟がぽつぽつあるんだけれど、それをうまく回廊で繋いでいる。
歩いていくと棟から他の棟が見えてくるシークエンスというか、配置計画もすごく考えられていると思う。
それぞれの棟の屋根の造形が特徴的ですが、高低差があるおかげもあって、屋根面が見えるのも良いです。

こういう所で教育を受ける学生は、自然の中のびのびと生活して、感性が豊かになっていくんだろうなぁ。

デッサン室?彫刻室?も散らかってますが絵になります。
こんな落書きにもセンスを感じる。笑

#建築

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