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オンライン上で話す時に意識していること

前回、オンラインの特性を活かしてレッスンしましょう!という話をしました。


ちょっとその話に入っていく前に、質問です!
オンライン上で話す時、いつも何を意識してお話していますか?


オンラインレッスンだけではなく、講座を受けるときや打ち合わせをする時も、オンラインでということが増えましたよね。ちょっと考えてみてください。

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何か思いつきましたか?
何も思いつかないという方は、是非!今日から意識してみてほしいことです。


今回は、私がとても気を付けているポイント3つをご紹介します


1. しっかり最後の1字まで話し切る!

なんだ、そんなこと?と思われたかもしれませんが、本当にものすごく大切なことです!


これもオンラインの特性を活かすということになるんですが、まず大前提として、ここがきちんとできていないと、どんなにオンラインの機能を駆使したって、どんなに素晴らしいレッスングッズを使ったとしても、クオリティの高いオンラインレッスンはできません。


なぜなら、あなたの言葉がしっかり相手に伝わっていないから。


意識して欲しいところは’語尾’です。

・〜かな?
・〜だよ
・〜ですか?
・〜です


質問を投げかけているのか、これはこういうことだよと説明をしているのか、はっきり最後の1字まで伝わるようにお話して欲しいのです。


例えば、オンラインレッスン中、生徒さんもいつでも”聞く”モードにいるわけではありません。
弾いていればそちらに集中するし、先生から言われたことを頭の中で反芻していることもあります。ボーッとしてしまう瞬間もありますね。


最後の部分が聞き取れないと、説明をされただけなのか、質問に答えなくてはいけないのか、はたまた先生の独り言だったのか...?


こんな風に、生徒さんも迷ってしまってどう答えていいか分からなくなってしまいます。


そのことにこちらが気づかないと、思ったように生徒さんは返してくれませんから、

オンラインだとうまくコミュニケーションが取れないな...

こんな気持ちが生まれてしまいます。
そこから変な間ができてしまったり、うまくコミュニケーションが取れないからと、どんどん一方的に進めるようなレッスンに陥りがちです。


そして、生徒さん側も、オンラインレッスンの時の先生いつもと違うな、対面の方が良いな、とオンラインレッスンを苦痛に感じてきてしまいます。


どんどん対面レッスンとオンラインレッスンに差ができてしまい、先生も生徒さんも、オンラインレッスンに対して苦手意識を持ってしまったり、積極的に取り入れたくなくなってしまいますね。


そんなすれ違いを少しでも減らすために、語尾までしっかり!お話してみてください。

2.何をするか宣言をしてから本題に入る


・今から質問をするよ
・説明をするよ
・弾くから聴いていてね


などなど、これから何をするのか、何をして欲しいのかを最初に伝えてから話しています。


小さいお子さんや、ピアノの方を向いていたりする場合は、名前を呼んでからこれからすることを話します。



この流れで進めていくと、しっかり聞けている時と、そうでない時の様子もはっきりとわかるようになります。


伝わっている・伝わっていない、意味を理解している・していない、表情からも感じ取ることができるので会話が非常にスムーズになります。


3.相手にも話してもらう


しっかり生徒さんにも話してもらう。これも非常に大事です。


オンラインレッスンになると、自分のお部屋にピアノがある場合もあるし、リビングなどに置いてある場合もありますね。


ご家族にも聞かれている!と思うと、真面目にしっかり進めなくてはいけないと思ってしまったり、生徒さんもいつものキャラと違う時があります。
最初の方にも書いた通り、コミュニケーションがうまく取れないと感じてしまうと、一方的なレッスンになりがちです。


それは大きな間違いです。

いつも通りで良いのです。
それが、生徒さんにも安心感を与えます。



コミュニケーションをしっかりたっぷり取る。
それはたわいもない話をしろと言っているわけではありません。
質問攻めにしろというわけでもありません。


まずは、
・ちゃんと聞こえてるかな?
・意味伝わったかな?

ここから始めてみてください。
ちょっと立ち止まっているように見えるかもしれません。
でも、こうしたやりとりを毎回しっかり取っていくことで、生徒さんも段々と自分に起きていることを伝えられるようになってきます。


・ちょっと聞こえなかった
・ここの意味が分からなかった



オンライン上だと、こちらからは聞こえているけれど、生徒さんの方では一瞬電波が不安定で聞き取れなかった、こういうことはよくあります。


また、ピアノの音と声がぶつかったり、同時に話始めてしまったりすると、どちらかしか音を拾わない時もあるので、確認できる余裕があるといいですね。


こんな風に色々伝えてくれるようになってくると、そういう部分はかなり解決できるので、かなりオンラインレッスンが進めやすくなります。
そして、自立心がぐんぐん育っていきます!

オンラインレッスンに関して不安に思われているご家庭だったら、特にここを気をつけてレッスンを進めてみてください。
きっと、レッスン後に考え方が変わるはずです。


オンラインレッスンは先生が一方的に進めるものではありません。
生徒さんと一緒にその時間を作っていくことが大切です!

まとめ

1. しっかり最後の1字まで話し切る!
2.何をするか宣言をしてから本題に入る
3.相手にも話してもらう


これはオンラインレッスンだけではなく、対面レッスンでも活かせることです。
対面だと、マスクやフェイスガードなどしてレッスンしていると思いますが、それで聞き取りにくいということも起きています。
表情も読み取りづらいですね。


ですから、この3つを気をつけておくと、対面でもスムーズかつ、より良いレッスンができるようになります。


ちょっとした相手への気遣い、大切にしてみてくださいね♪



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