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みんなでできる地球にいいこと: その12/分別して捨てる&リサイクルする

みんなでできる地球にいいこと
12個目は、分別して捨てる&リサイクルする。

牛乳パック、食品トレー、紙ゴミ、瓶、缶などは立派な資源。

繰り返し生まれ変わることができる素材だからこそ、資源ゴミは溜まっていくとちょっぴり嬉しい気持ちになります。
(分かりやすく「資源ゴミ」と書いていますが、この呼び方はずっと腑に落ちないのは私だけ?ゴミではなくて「リサイクル素材」みたいな呼び方になればいいのに!)

けれど、自治体が資源回収しても、その先でちゃんとリサイクルされているのか疑問に思ったりしませんか?

なぜなら、日本はリサイクル率84%と言われていますが、実際はそのほとんどが燃やされているだけだから。熱回収してエネルギーとして利用してるようですが、そのような方法でリサイクルと呼んでいるのは世界中で日本だけ、海外では認められていないのです。

環境省や自分の住む町のウェブサイトでは、情報が分かりづらかったりざっくりしていて本当に回収されているのか確信が持てず…。

いろいろと調べていたところ、公益財団法人の「日本容器包装リサイクル協会」がやっている「わたしのまちのリサイクル」というウェブサイトを見つけました。

そこでは、自分の住む市町村を入力するだけで、簡単にそれぞれのゴミがどういうふうに回収され、何に生まれ変わったかが、リサイクル事業者の名前と共に最新の情報で公開されています。

一部、協会と契約のない市町村は表示されない場合もあるようですが、例えば私が以前住んでいた埼玉県さいたま市では、このように素材別で一覧がずらり。

わたしのまちのリサイクル/埼玉県さいたま市の場合

写真とともに、どういう素材へどれくらいの量がリサイクルされているのかとても分かりやすく見ることができます。これは分かりやすい!

資源ゴミを自治体の回収に出す他にも、スーパーの回収や近隣の学校がやってる資源回収に出す方法もありますね。
私が住んでいたさいたま市の近所のスーパー(イオン)では、スーパーの入り口にある資源回収所(トレー、ペットボトル、牛乳パック)に、回収結果や何に生まれ変わったなどの情報がきちんと記載されていました。とても信頼ができたので、そこで回収してもらえる分は自治体ではなくスーパーに持っていっていました。

スーパーに出す時のメリットは、
🌏営業日であればいつでも出せること
🌏マイバッグに入れて持っていけば資源ゴミを入れるゴミ袋が出ないこと
🌏マイバッグの持って行き忘れにならずに済むこと
🌏スーパーによってはポイントが貯まること
また同じ素材が集まった方がリサイクルしやすいので、そのスーパーで販売されている商品を包んでいた資源ゴミだけが回収され、効率が良い点もあげられます。

日本はアメリカに次いで世界で第2位のプラスチックゴミ排出国。毎日の生活の中で、ゴミを出さないようにする!という方法もありますが、それだと苦しくなってなかなか続かないもの。だからこそ、資源を上手に利用させてもらい、循環ある方法で暮らすことは私はありだと思います。

みなさんも、自分の住む町の資源の行き先を、ぜひ見てみてください!


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