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50代半ばでキャリアコンサルタントへ

前回の記事から随分時間が経過してしまいました。
コロナによる失業の後、再び社内SEとして50代2度目の転職をしました。キャリアコンサルタント養成講座に通いながら、新しい職場環境に慣れ、仕事を覚え、昼休みや帰宅後はキャリアコンサルタントの勉強…完全にキャパオーバー。18年前に経験したうつ病の初期症状が少しだけ出てきました。そして、仕事も資格取得どちらも中途半端になるだろう。という事がわかりました。

2度目の転職は、正社員としての雇用のはずが、内定通知書を見た転職エージェントの方から「すみません!聞いていなかったのですが、最初の半年は契約社員でした。」と告げられました。私は、「それはもしかして私にとってある意味チャンスなのかもしれない。」という思考になっていました。
そんなこんなで、私は半年間でこの会社を退職しました。

プロティアン・キャリア戦略塾で学んでいなかったら、「この年齢でせっかく採用された社員の仕事を途中で辞めるなんて…」と考えたと思います。退職してから、キャリアコンサルタント試験まで2ヶ月間勉強に専念しました。その中で、合格しなかった場合と合格した場合の未来を考えながら、合格発表までの1ヶ月間、キャリアコンサルタントとしての仕事を探しながら待つことになりました。

おかげさまで、国家資格キャリアコンサルタント試験で合格を頂きました。そこで、就職活動を始めるのですが、前職20年程度経験のある社内SEは、募集案件が沢山あり、選考に通過しやすく報酬もそれなりです。ところが、国家資格キャリアコンサルタント資格を持っていても、人材業界や業務の経験がないと応募資格がないという事でエントリーできないという状況に陥りました。
その中の選択肢として、社内SEとしてのお話が進み、合意まであと一歩の時「私は何のためにキャリアコンサルタントになりたいと思ったんだっけ?」と自分に問う事になります。

その翌日の朝突然、エントリーしていたキャリアコンサルタント資格を活かせるお仕事先より電話が入りました。その日のうちにリアル面接まで終了し、仕事が決まり9月から50代後半で新たな挑戦のスタートラインに立つことが出来ました。(この時はクランボルツ先生の顔が頭をよぎったのは事実です。)

自分のありたい姿は何か?自分の心理的な成功は何か?
その為にどうしたらよいのか?毎日問い続け、暮らしています。



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