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【データから読む米国株投資】決算まとめ 5/23~5/27

ちさとです。米国株を中心に投資しています。Twitterは@chisato_investです。主に米国株の四半期決算のツイートをしています。

「データから読む米国株投資」では、一週間に発表された決算のまとめや決算とチャートからスクリーニングした銘柄一覧を公開しています。

【免責事項】
●情報の正確性や完全性を保証するものではありません。パフォーマンスを含め全ての情報は、将来の成果等を示唆または保証するものではありません。
●取り上げる銘柄への投資を推奨・助言等するものはありません。また、取り上げる銘柄に私自身が必ずしも投資する、あるいは投資しているわけではありません。
●最終的な投資判断は読者の皆様に委ねられます。投資を検討される際には、ご自身で調査の上で意思決定をして下さい。
●当noteの情報を用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではありません。

一週間の騰落率の確認

一週間の騰落率を確認します。

まず、全米株式や恐怖指数等を確認します。

全米株式(VTI)は約6.5%上昇し、恐怖指数(VIX)は約12.6%下落しました。

💹一週間騰落率
📈全米株式(VTI) +6.53%
📉恐怖指数 -12.61%
📉米国債券10年 -1.58%
📈金(GLD) +0.48%

次にセクター別の騰落率を確認します。

全てのセクターは前週と比較して上昇で終わった一週間でした。VTIをアウトパフォームしたセクターは、一般消費財、エネルギー、金融、情報技術、素材の5セクターでした。

セクター別騰落率

最後に、大型株・小型株、グロース・バリュー株などの騰落率を確認します。

全て上昇で終えた一週間でした。特にS&P500グロースやNASDAQ100の上昇が目立ちます。

大型株・小型株、グロース・バリュー株などの騰落率

チャートの確認

S&P500(VOO)、NASDAQ100(QQQ)、ダウ工業株30種平均(DIA)の年初来の日足チャートを確認します。

VOOをローソク、QQQとDIAをラインで書いています。

今週は3指数は全て反発しました。ダウ工業株30種平均は9週連続の下落を回避しました。また、S&P500とNASDAQ総合指数についても、8週連続下落を回避しました。

VOO/QQQ/DIA 年初来 日足チャート

エヌビディア(NVDA)の決算は、売上高・EPSともにコンセンサス予想を上回っていましたが、ガイダンスが弱かったため発表後に株価は下落しました。しかしながら株価は反発しました。これがハイテク株全体の買い安心感に繋がり、NASDAQ総合指数も上昇しました

小売店・アパレル関連銘柄、レジャー・航空関連銘柄の上昇も見られました。

決算振り返り

一週間の決算速報ツイートを振り返ります。今週は42銘柄の決算速報をツイートしました。

決算速報ツイートした銘柄について、売上高とEPSの実績とサプライズを一覧にまとめました。

四半期決算まとめ

決算クリアの基準は、売上高とEPSがともにコンセンサス予想を上回っていることとしています。売上高・EPSの発表がなかった銘柄については、どちらか一方がクリアしている場合でも、「ダッシュ(-)」の記号としています。またコンセンサス予想の参照元により決算クリア・ミス判断が変わってくるものがあることをお含みおき下さい。

決算は売上高とEPSだけではないので、興味のある銘柄については四半期決算のプレスリリース等を読まれることをお勧め致します。Google検索からでも良いですし、私が決算ツイートした銘柄についてはスレッドに決算プレスリリース等へのリンクを載せています。

決算繁忙期は、どうしても大型株・有名銘柄が中心にはなってしまいますが、小型株を始めとしたマイナー銘柄など、決算速報ツイートへの希望がありましたら教えていただければと思います。すべてをカバーすることはできませんが、できる限り広い銘柄をカバーできるように頑張っていきたいと思います。

本noteが何らかのお役に立てれば幸いです♪


以下の記事後半では、直近決算銘柄から選んだウォッチリストを公開しています。新規組入・除外銘柄を理由付きで公開しており、ウォッチリスト等金額ポートフォリオのパフォーマンスも公開しています。

ご興味のある方は読んでいただければ幸いです♪

なお、毎週公開しているモメンタム、低ベータ、低ボラティリティの各ランキングは今週はお休みさせていただきます🙇‍♀️

決算銘柄のウォッチリスト

直近に決算があった銘柄のウォッチリストを公開しています。

決算を受けウォッチリストに追加します。ウォッチリストから除外するタイミングや理由は決算以外も含みます。本ウォッチリストの銘柄数上限は10銘柄です。管理不足によるパフォーマンス低下等を防ぐために設定しています。

別スクリーニングで得られた銘柄は含まれません(重複する場合はあります)。「免責事項」に記載していますが、個別銘柄への投資推奨(売買問わず)が目的ではありません。投資は自己責任でお願いします。

ウォッチリストの動向(パフォーマンス)

まず最初に、先週時点でウォッチリストに入っていた銘柄の騰落率を確認します。パフォーマンスはすべて、ウォッチリストに組入れた翌週の月曜日から金曜日までの終値ベースで計算しています。

5月23日〜5月27日のリターンはそれぞれ、
・ウォッチリスト銘柄等金額:+4.03%
・全米株式(VTI):+4.73%
となりました。

ウォッチリスト各銘柄の騰落率は以下のようになっていました。

期間リターン

追加・除外銘柄

今週はウォッチリストに4銘柄追加し、5銘柄を除外しました。

  • 追加

    • ナショナル・フューエル・ガス(NFG)

    • SMエナジー(SM)

    • セルシウス・ホールディングス(CELH)

    • イーライ・リリー(LLY)

  • 削除

    • ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ(ZIM)

    • バレロ・エナジー(VLO)

    • パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD)

    • ゴールデン・オーシャン・グループ(GOGL)

    • CFインダストリーズ(CF)

ナショナル・フューエル・ガス(NFG)は総合エネルギー持株会社で、米国北部地域で天然ガスを供給するとともに、天然ガス・石油の生産を行っています。SMエナジー(SM)は炭化水素探査を行う会社です。エネルギー・セクターのモメンタムが継続していることから組入れました。エネルギー・セクターがウォッチリストに占める割合が高いこと(9銘柄中、5銘柄がエネルギー関連銘柄。)が懸念としてありますが、モメンタムが継続していることや、あくまでもウォッチリストであることから比率を敢えて減らすことは今週はしません。

先週時点のウォッチリストからバレロ・エナジー(VLO)、パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD)の2銘柄を除外し、上記2つのエネルギー関連銘柄を組入れました。バレロ・エナジー(VLO)は相対的に値動きの大きな銘柄ということもありますが、金曜日(27日)のマーケットの上昇に追随できず、またパイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD)は27日に大きく下落し、マーケットの上昇に追随することができなかったことから除外しました。

エネルギー・セクター銘柄 年初来チャート

セルシウス・ホールディングス(CELH)は、先週1週間で20%近く上昇し、過去1ヶ月では35%以上の上昇を見せています。昨年11月から下落し、今年に入り40ドルから65ドル付近のレンジにありました。しかしながら、好決算を発表したこともあり、5月の決算発表以後に株価は大きな上昇を見せています。

セルシウス・ホールディングス(CELH)年初来チャート

イーライ・リリー(LLY)も強いモメンタムを見せている銘柄です。株価は上場来高値付近にあります。過去1週間で約7.6%(VTI=約5.7%)の上昇、過去1ヶ月で約10%(VTI=約0.58%)の上昇と、強さを見せています。ディフェンシブなセクターであることと、ベータ値が0.4であることから、相場が不安定なときに組み入れる良い銘柄であると思いました。

逆にハイテク・セクターがウォッチリストに組入れられていないのが気になりますが、ウォッチリストの更新頻度(週1度)を考慮し、来週以降のマーケットの展開を注視してから本ウォッチリストへの組入れを検討しようと考えています。

イーライ・リリー(LLY)年初来チャート

銘柄一覧

直近決算銘柄のウォッチリストは、以下の9銘柄です。

  • アルファ・メタラジカル・リソーシズ(AMR)

  • ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ(SQM)

  • オクシデンタル・ペトロリウム(OXY)

  • デボン・エネルギー(DVN)

  • コノコフィリップス(COP)

  • ナショナル・フューエル・ガス(NFG)

  • SMエナジー(SM)

  • セルシウス・ホールディングス(CELH)

  • イーライ・リリー(LLY)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
少しでもお役に立てれば嬉しいです♪

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●取り上げる銘柄への投資を推奨・助言等するものはありません。また、取り上げる銘柄に私自身が必ずしも投資する、あるいは投資しているわけではありません。
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