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マスターカード(NYSE: MA)22年2Q決算発表!売上高○・EPS○

ちさとです。米国株を中心に投資しています。Twitterは@chisato_investです。主に米国株の四半期決算のツイートをしています。

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マスターカード(NYSE: MA)決算発表

7月28日に22年2Qの決算が発表されました。

売上高は$5.5B、前年同期比+21%で、EPSは$2.56、前年同期比+40%となっており、ともにコンセンサス予想を上回りました。

決算発表が行われたプレマーケットでは株価は上昇していました。

決算発表ウェブサイト

以下のウェブサイトから決算を確認することができます。

株価

上場来高値を21年夏に更新して以来、株価は50週移動平均線付近となっています。

マスターカード(MA)

マスターカードに加え、ビザ(V)、アメックス(AXP)のクレジットカード大手3社の年初来株価チャートを比較します。

3銘柄は全て同じような動きをしています。ビザが最も下落を抑えられており、マスターカードは次点となっています。

クレジットカード銘柄の年初来チャート比較

CEOのコメント

多くの場合、決算発表(Earnings Release)にはCEOやCFOなどのコメントが掲載されています。

今期も個人消費は堅調に推移し、クロスボーダーの取扱高は前年同期比 58% 増となり、収益も力強い伸びを示しました。インフレ圧力の高まりが個人消費全体に大きな影響を与えるまでには至っていませんが、引き続き注視していきます。当社は多様性に富んだビジネスモデルを持ち、上昇・下降のサイクルを通して高い営業利益率を実現する能力を備えています。

22年2Q Earnings Releaseより翻訳引用

クロスボーダー(国際間取)の増加により収益が伸びたことや、インフレ圧力への懸念を表明されています。

実際、Cross-Border Volume(国際間取引高)は、前年同期比で+58%となっています。

Gross Dollar Volume (GDV)

Gross Dollar Volume (GDV)とは、MasterCardブランドのカードで購入された金額と現金払いの金額、および残高移行やコンビニエンスチェックの影響を集計したものです。

今期の決算では、前年同期比で+14%と増加しています。米国では+10%の増加、米国以外では+16%の増加となっています。

22年2QEarnings Presentationより引用

売上高(Non-GAAP)

部門別の売上高を確認します。

Domestic Assessments: $2,283M (+11%)
Cross-Border Volume Fees: $1,615M (+50%)
Transaction Processing: $3,061M (+17%)
Other Revenues: $1,745M (+18%) 

株主還元

2Qに、690万株を$2.4Bで自社株買いを実施し、$477Mの配当支払いを行いました。自社株買いプログラム残高は、$6.7Bとなっています。

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