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きみがほしいものはなんですか

芸人さんとミュージシャンがすっきだ。かっこいいよね。その話はまた今度。久々にM-1の2019年のドキュメントと本番を見た。何回もみてるけどやっぱ泣いちゃう。笑って泣いてしまう。壁に向かってネタ合わせしてるところとか、ほかの組の漫才を笑うでも睨むでもなくみてる顔とかみるのがすき。笑わせるのと笑われるのは全然ちがう。

どんな芝居をやりたいの、会話劇なの、と聞かれて、うーん会話劇じゃないはずぅ…モゴモゴモゴ…となってしまい、やりたいことはたくさんあるのにうまく言葉にできなかった。そこからずーっと考えてた。
といっても、書きはじめて間もないし、団体の初舞台も終えてない。私はまだ作家でも演出家でもなんでもない。少なくとも旗揚げ公演を終えるまでは、サッカヤリタイモドキ、エンシュツヤリタイモドキでしかない。旗揚げ公演を終えてはじめて、サッカヤッタコトアール人とエンシュツヤッタコトアール人になれて、作家や演出家と名乗れるのはもっと先だ。呼ばれるとしても、とてもじゃないが名乗れない。もっとかっこいいんだあの人たちは。なので自分のやりたいことがなんて名前なのか、正直まだ分からない。

でもやりたいことだけはたくさんある。華があるものをつくりたい。せっかく映画ではなく演劇で、音源じゃなくライブなんだったら、観るだけじゃなく浴びてってほしい。派手とも大迫力ともちょっとちがう、カワイイでもエロでもグロでもダークでもいいから、かっこよくて華のある芝居。どうせなら毒か薬になりたい。なにも感じないくらいなら目を背けられた方がマシ。音楽が力持ちな演劇がやりたい。台本ですでにおもしろいもの書きたい。正しくてまっすぐなものや、湯舟に浸かったように安心するものは、たぶん私じゃなくていい。

観るのや演るのはだいたい何でもすきだけど、作りたいとなるとちがう。笑ってほしいけど、笑わせたいわけじゃない。音楽はあるけど、演奏や歌がベラボーにうまい必要はない(ヘタはヤダけど)。殺陣や踊りはあってもいいけど必須じゃない。エリクサーやポーションも出てこない。これはいったいなんという。一言でせーの「〇〇劇!」。いっしょうけんめいやってたら、そのうち名前がわかるのかもしれないなー。

今日は、4月に佐藤佐吉演劇祭でやる芝居の読み合わせでした。いろいろ分かることがあってよかった。たった30分、されど。自分がかっこいいおもしろいと思えるものをつめこみます。自分がかっこいいおもしろいと思えないものはやらない。やりたい事をやりたい時にやりたい人とやる。だけをやる。そのためにはじめたんだから。やるったらやるんだい。

ぶんちゃんとミーティングして先のこといくつか決めて、次にやる長編のプロット見てもらった。いまSHIMAISHIBAIはふたりなのだから、私がおもしろいと思っててぶんちゃんがおもしろいと言ったらひとまずオッケー。人を増やすの話が現実味を帯びてきた。ひとりでいいわと思ってたけどひとりじゃ無理だわとおもってはじめたのだから、ふたりでいいわからふたりじゃ無理だわになるのは不思議なことじゃなく、ちょっとだけ進んだということなのでしょう。
仲間ほしー。役者もスタッフも。お芝居みてからの方がお互いのためだから急いでないです。年内に何本かやるからそれ見てからで。でも、なんの根拠もない「なんかおもろそう」で生きてきた人生、割と楽しいよ。 info@shimaishibai.com

帰りに花園神社に行った。SHIMAISHIBAIです、といった。おみくじを引いたら大吉だった。私はおみくじで大吉を引いたことがない人生だったのに、二年連続で大吉を引いてる。花園神社でだけ。一生お願いしますって感じ。

最近、おそらく私を一番長く応援してくださっている人から、二か月前倒しの誕生日プレゼントをいただいた。ずっとほしーほしーって騒いでたswitch。ゲームをしている余裕があるなら、と自分では買うに踏み切れなかったswitch。まっじでびっくりしたしうれしかったけど、なによりもうれしかったのは「息抜きにつかってください。のめりこまないようにね。」って言葉だった。

のめりこんで遊んでくださいって言うとおもう。普通だったら。私の書いたり演じたりを楽しみにしてくださってるんだな。そこを応援してくれてるんだなってうれしかった。支えてもらってるなぁ。
その方はもちろん、応援してくださっているのはその方だけじゃなく、いろんな人が楽しみにしてくれたり、いろんな人に助けてもらったりするんだけど、すごく不思議。まだなんにもないのに、なんでっておもう。なんでってのも失礼なんだけど。なんかもう、がむしゃらに頑張るしか返せるものないな、なんて思ってます。いつもいつも本当にありがとうございます…がんばりますね…。

いただいたはいいけど、元々鬼ゲーマーなので何もかも忘れて遊んでしまいそうで少し怖かった。でもダイジョブでした。知らない間に大人になってたようです。やる時間あるのかな、もちょっとおもった。だってこれまでゲームの時間0だったのにカツカツだったし。
ところがどっこいどっこいしょで、台本書かなky、いや、書いたな…。作業しなky、いや、締め切り来月だな…。

あれ…今ゲームできるな…。

ってなって、ゲーム7:作業3くらいの日々を送ってました。2月前半余裕あった。タイミングよかった。でもサボってたからやることたまっちゃったので、今日からはお言葉通り息抜きにつかいます。ほんとうにうれしいー。ありがとうございます。大事にあそびます。

なんかまじめだし長くなっちゃったな。もっと犬のうんこ踏んだ話とか書こう。

いつも読んでくださりありがとうございます。 サポートしていただけたらとってもとってもうれしいです。 個別でお礼のご連絡をさせていただきます。 このnoteは、覗いて見ていいスカートの中です。