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夜空におもう

その優しい声が
その短くきった髪が
語りかけるまなざしが
あなたの今までの努力を背負った指が
私に向けられる

素敵ですね

ささやいてくれる

時が
とまればいいのに。

その褒め言葉は
彼の優しさで
社交辞令で
八方美人で


わかっているつもりなのに
私はほんの少しの可能性に恋焦がれ、ゆれる。

楽しいです。

その一言に
星のかたまりみたいなきらめきを感じてしまう。

私も楽しい。

あなたの言葉はいつも私を勇気づけ、私に課題を与えて生きる楽しみをみいだしてくれる。

もっと時を重ねれたらいいのだけれど、

とどかない。

この思いは列車にのせて
夜の星空をかけぬけて、そして月においてきてほしい。

私はその月をながめて、きれいだなって思う。

あの人も月をながめてくれるはず。

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