GECSでの1年を振り返って
2021年12月、GECSを引退しました。
3年弱所属していたサークルでした。
ここでの活動は、2021年の私の大部分を占めていたことです。
時間も、体力も、精神も、自分の多くをここに使いました。
私はこのコミュニティで、楽しかったことも、大変だったことも、とてもたくさんのことを感じて受け入れて、学んで。
多分、すごく成長できました。
そんなサークルで学んだことをここに残そうと思います。
細かいエピソードも書き出すときりがないので、抽象的な表現が多めになるけど、備忘録としてここに残します。
そして、
もしも、引退してもなお、私のことを見てくれてるひとがいるならば、
もしも、同じように悩みながら走っているひとがいるならば、
そんな人に届くように、ここに記します。
GECSとは
正式名称は「大阪大学環境サークルGECS」
大阪大学公認の、割とちゃんとしたサークルです。笑
私が大学一回生すぐに入ったサークルで、引退の3回生冬の今まで、約3年間、続けてきたサークルです。
私は小学生対象に環境問題を教えながら、それに関するゲームやアクティブラーニングをつくって遊ぶ、環境教育をしてました。
こんな風に環境活動をしているサークルでした。
一言で言えば、ただの大学生、ただのサークル活動、かもしれません。
今思えば、部活やら何やら、今までコミュニティが長続きしない私にとって、
最初から最後まで(いろんなことはあったけど)やりきれたGECSはとても特別な場所です。
21年の人生の中で、とても大切な思い出であり、たくさんのことを学んだ大切な場所になりました。
私は
約一年半前、コロナによる緊急事態宣言が発令され、サークル活動ができない状態の中、私はサークルの幹部になりました。
自分が幹部になるなんて一切思ってなかったし、たぶん周りの人もそう。
コロナという不安定な状況の中、なんだかここで動くべきだと直感して、立候補ました。
学んだこと
私が力を注いだことは、サークルという組織の中で、みんなを動かす、ということです。
(今思い返すと、こう考えればよかった、ああすればよかった、こうすることができた、って色々反省点はあるけど…)
・人ってみんな違って、みんな自分なりの考えを持っているということ
・だからこそ、いろんな人を頼って、いろんな人を受け入れること
・そして、幹部としてみんなの前に立つ以上、人一倍、みんなに感謝すること
いろんな人と関わる中で、
その中で、相手を思いやれる人もいれば、思いやれない人もいる。
逆にいえば、自分の考えを表現できる人も要れば、うまく表現できない人もいる。
悩むこともすごく多かったけど、学んだこともすごく多かった一年でした。
そして、
約一年前、コロナでみんなとうまくコミュニケーションをとれなかったころ、
GECSは廃部寸前でした。
でも、私たちは、新歓をして、活動を続ける、という決断をしました。
結果からいうと、後輩が40人くらい入ってくれてコミットしてくれて、引退直前には、みんなで60人くらい、そんな大人数でGECSというコミュニティをつくることができました。
とても暖かくて素敵なメンバーでした。
あのときの決断次第ではGECSはなくなっていたとおもいます。
でも、GECSを続けたい同期がいて、GECSに入りたいといってくれる後輩がいて、なんとか続けることができた。
そして、GECSが楽しい、居心地いい、好きだといってくれる後輩、もっといいGECSにしたいと動いてくれる後輩。
ほんとに素敵な人たちに恵まれました。
そんなみんなの時間を背負って、みんなのつながりをつくっていくことは、すごく難しかったし、全員にとっていいものになったとは限らないけど、
GECSでの最後の一年は、たくさんの感情をもらって、たくさんの思い出をつくって、過ごしました。
あの決断をしたとき、何がそんなに、私を動かしたかはわかりません。
多分、その答えはなくて、
でも、いま振り返って、良い思い出になっていて、
あの時の選択を正解にできた、ということに大きな意味があって、
あきらめなくてよかった、そう強く思います。
出会ってくれてありがとう。
そんなGECSを引退しました。
引退に際して、できるだけ全員に、私と関わりがあった人全員に、手書きの手紙を渡しました。時間がなくて書ききれなった人にはLINEでメッセージを送りました。
『ひとりひとりの違いを受け入れ、全員に心から感謝すること』
決して、なにか見返りを求めているわけではなく、
私と出会ってくれた、かかわってくれたみんなに感謝を伝えたかったから、
いくら心の中でありがとうと思っても伝わらないから、
手紙にして言葉にすることで伝えたかったから、
みんなに贈りました。
私がGECSで感じて学んだ大切な温かさが少しでも届いていますように。
出会ってくれてありがとう。
みんなに出会えて幸せでした。
ここまで一緒に進んできてくれてありがとう。
そして、みんなのこれからに幸あれ。
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