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探鳥会レポート<N神社編>3/3話 2022年8月 カヤの実は、かいでよし・食べてよし。

    先日、N神社で行われた探鳥会に参加してきました。
 今回の主催はニコ支部です。

 カワセミの川を先に進んで、N神社に向かいました。
 神社の参道を進むのかと思ったら、神社北側に広がる広場に行きました。

 本殿は高台の上にあって、北の広場は絶壁の下になります。
 ここには全国各地から奉納された木が植林されていて、すごくたくさんの種類があるらしい。

 キツネノカミソリというオレンジ色の花が満開でした。
 「鳥がいないから花でも楽しみましょう」
 そんなふうに言う人がいました。

キツネノカミソリ

 ある参加者が、まだ青い木の実を見つけました。
 参加者の別の方が調べたところ「カヤ」だという事が分かりました。

 青い実を手にして
 「油っぽくてベタベタする」
 「柑橘系のいい匂いがする」
 なんて言い合いました。

 私も香りをかがせてもらったのですが、レモンライムみたいな、すっきりした感じの香りでした。

 リーダーが
 「今まで何回もここに来ているけど知らなかった」
 こうに感心していました。

 カヤの実を知っている人は
 「炒って食べるとうまい」
 そうに言って調理方法を教えてくれました。

カヤの実、
美味しいらしい

 リーダーに
 「これ、ヤマガラという鳥が好きなんですよ」
 こう教えたところ
 「じゃあ、12月の探鳥会はここに来よう!」

 えー?
 思いがけない展開になったので、私の方がビックリ。

 たしか、去年の11月下旬には、カヤの実って無くなっていたように思ったのです。
 ヤマガラは木の実を集めて貯蓄するのが趣味なので。

 そう言ったのだけど
 「でも、全部食べないでしょ?」
 と、返されてしまいました。

 リーダーが
 「今日はいい探鳥会だ!」
 とても嬉しそうだったので、それ以上の発言は控えました。 

 広場から絶壁へ。
 崖を「ヒーコラ」と言いながら登る羽目になりました。

 崖を登るのって、探鳥会っぽい……もっと体力を付けなくてはと反省しきり。

 N神社の御神域に到着しました。
 神社に詳しい人がいて、屋根の上の千木とか鰹木のことを教えてくれました。
 参加者はそれぞれ思い思いに参拝をしました。

 長屋のような社(十九社?)のある広場で鳥合わせをしました。

 「キジを見た人」「はい」
 「セグロセキレイを見た人」「はい」
 「カワセミを見た人」「はい」

 「それでは、これで探鳥会を終わりにします」

 周囲にいた人に「お疲れさま」と声をかけあって、解散となりました。


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