あやうく一生懸命生きるところだった

タイトルの通り、「あやうく一生懸命生きるところだった」って本を読んだ。

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プロローグから「今日から必死に生きないと決めた」という
なかなか衝撃的な文章。

むしろやる気を注ぎたくなるときのために
やる気は取っておこう。
やる気はすり減るものだから、使うべきときがくるまでやる気は大切にしておこう。とまでいう。

確かにやる気を持つことって
いつまでも継続できることではない。
前職を始めた最初のうちは
やる気に満ち溢れていたけど
夜勤等の不規則な生活で体調を崩したこともあって
気づけば「仕事に行きたくない」と思う毎日。
わたしのやる気はどこへ…

お弁当のおかずを作り置きするのも
休みが不定期なせいでできなかったし
不規則な生活、不定期な休みの生活が
合わないと実感。

今は土日休みになり
「休みが不定期」という言い訳も通用しなくなったので
きちんと週末におかずの作り置きをしている。
やっぱり私には土日休みの働き方が合うのかな…。
規則正しい生活を送れているので
今のところ体調を崩さずに済んでる。

むしろ今は前職と比べてだいぶ暇な時間が多いけど笑
そんなときこそ普段時間をつくれなかった手帳タイムとか
CAD試験の演習とか

たまに、noteの下書きを書いたりもしているけど(え

社会人二年目もそろそろ終わるけど
少しずつ自分に合う働き方がわかったような気がする。

頑張りすぎるのも、自分に合っていないのかな。
最近規則正しい生活が送れるようになったのと
コロナの影響もあり自由な時間が増えているので
ときには羽を伸ばそうと思う。

「私にもいつかやる気を注ぎたくなるようなことに出会えるかもしれない。
そのときのためにやる気はセーブしておこう。」
と思えた。

前職では職場に同期が二人いて
みんな同じ仕事量なのに
私だけ体調崩して夜勤もなくしてもらって、挙句の果てに辞めた。

職場には、それを非難する人もいた。

夜勤生活が続くせいで体調を崩しているにもかかわらず
「この人のせいで私の夜勤が増えた」と陰口をたたかれたこともある。

でも、人それぞれ受け入れられるキャパは違う。
基本的に何があってもメンタルを崩しにくい人もいれば
すぐにメンタルを崩してしまう人もいるのだ。

「夜勤やりたくない」と口癖のように言っている人もいた。

私から言わせれば


「だったら辞めればいいのに」笑


私のいるべき場所はここではない。
そう思ったので、会社を辞めた。

ちなみに同期の一人が
お世辞にも仕事ができる人間とは言えない人だったけど

その人も相当ひどい扱いを受けていた。
半分くらいは自分が蒔いた種だけど笑

よく事故は起こすし、動きは遅いし
挙句の果てには自尊心のかけらもない。

それでもモテるからうらやましい(何の話

職場にいた二人の先輩に二股かけていたので
味方がいなくなったけど(それは同期が悪い

本人は一生懸命やっているのに
仕事ができないからひどい扱いを受けているのはおかしいと思った。

本人が分からないから聞いていることを
「そんなことも分かんないの?」とか
「そんなの私に聞かないでほしい」とか

じゃあその同期はどうしたらいいんですかね笑

挙句の果てに「じゃあどうすればいいんですか」と聞いたら
「勝手にすれば?」って返ってきたんだって。

はあ?

仕事を辞めた後にその話を聞いたけど
あまりにも理不尽すぎて
辞めてよかったとしか思えない。

で、その人も結局辞めるらしい。
まったくひどい職場だったなあ。

いくら人手不足とはいえ
残された職場の人のことなんてこれっぽっちも考えていないから

せいぜい頑張って~♪
って感じwww


前職の悪口はこれくらいにしておいて
次に印象に残った本のフレーズは

「努力したって、必ず報われるわけではない」

という一言。

夢を追う場合や、高校・大学受験等の試験、スポーツの試合・大会、プライベートや仕事の面でも
努力が必要な場面はたくさんある。

私自身も高校・大学受験、部活の大会、新しい仕事を覚える、夢を追いかける等
たくさん努力する場面があった。

思い通りの結果になるときもあれば、そうでないときもあった。

ここの大学に行くと行かないでは、大きく人生が変わる。
私自身も正直そう思っていた。
実際行きたかった大学に行けなかったときは、かなり絶望した。

さらに、中には自分の選択を誤らないように
慎重になって行動する人もいる。
私自身も悔いなき選択をしたい。そんな考えを持っていた。

しかしどんな選択をしても、結局自分の進む道は変わらないのではないか。と著者は考えている。

人生には自分の力ではどうにもならない部分がかなり多い。
つまり、なるようにしかならない。ということだろうか。

あの大学に行くようになったのも、運命の巡り合わせ。
あの人と付き合うようになったのも?
前職で働くことになったのも、運命の巡り合わせ?

確かにあの大学に行ったことは大きなターニングポイントになったのかもわからない。
前職で働いたのも、今の夢があるきっかけになる。
あとは、自分が求めていた働き方が少しずつ分かってきたような気がしたから。

大学の最初の一年間と、前職で働いていたことを思い出すと
だいぶ辛いことのほうが多かったけど。
その辛いことを通して学んだこともあるから何とも言えないかな。

世の中には行きたい大学に行けず浪人を繰り返す人もいる。
著者はそんな人に対して
「努力と時間が身を結ばなかったら、潔く吹っ切る勇気が必要」という言葉を投げかけていた。

夢に対しても潔く吹っ切る勇気が必要。
そう考えることで夢に対して重い気持ちを持たないで済む。
少なくとも「夢をかなえられなければ死ぬ」みたいな感情はなくなる。

うまくやろうと思わずに、リラックスして臨むのも大事なのかな。

夢に対する考え方を改めて考えさせてくれる、そんな本だった。

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