本数が少ないから簡単とは限らない
年始の行事も終わり、平常営業の日々が再開しました。
雨が上がって風が冷たく感じる中、今年初のいけばなのお稽古に出かけてきました。
お正月のお花もそろそろ傷んできていたので、ちょうどいいタイミング🌼
今日の花材は、枝が3本、葉っぱが2枚、花が2本。計7本ポッキリ🎶
どんなお花になったかといえば。。。
花材:桑(3本)、ストレリチア(2本)、モンステラ(2枚)
小枝も脇枝もなく、本数これだけなので、さぞ簡単?と思いきや、それがそうでもないのがお花の難しくて面白いところでして💦
大体、本数が少ない時の花材は、一本一本の主張がしっかりしたモノの場合が多く、そういった花材は大抵、茎が太くて丸いのです。
太くてツルッとしている枝物は、茎が丸くて生けにくい。今回の場合、桑がそれにあたります。
そして、存在感のある葉や花は、茎が丸い上に頭が大きくて重いので、振り回されてしまい生けてる最中にぐるんって回っちゃったりする。「ココだ!」と思って入れてみても「ぐるん」って。。。🤣🤣🤣
ストレリチアもモンステラも、頭が大きくて重いので、バランス取るのが難しい〜!
家に帰ったら、やっぱり変身変身〜🎶
投げ入れは留めるのに時間がかかっちゃうので、諦めて水盤に。
雰囲気は似たような感じでも、やっぱり投げ入れの方がやや伸びやかさがある感じですね。
オレンジ色が目立つ「ストレリチア」は南アフリカ原産、和名を「極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)」といいます。
くちばしのように見えるところが「苞」で蕾が収納されており、紫の部分がお花、オレンジのところはガクなんだそう。通常3〜4輪のお花が咲くようです。
今年最初のお稽古花は、のびのび華やかな雰囲気に仕上がりました✨
観ていただいてありがとうございます•*¨*•.¸¸☆*・゚💐
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