自分洗濯~下準備編

皆様、こんばんは!今回はリクエストの多かったお洒落着洗濯についていくつかの記事に分けて書いていこうと思います。

まずは下準備編!どういった素材は自分で洗濯でるのか、ひとつひとつチェックしてみましょう◎

あくまでも私物で試しただけなので、個体差の大きいヴィンテージアイテム全てに該当するわけではありません。ご注意ください。

自分洗い向きの素材

▽アンティーク物を除く綿全般とポリエステル、ナイロンの白物
→これらは比較的気を遣わず洗うことができます。覚えればすごく簡単!

▽綿のアンティーク物、麻(リネン)全般とポリエステル、ナイロンの色柄物
→ひと手間加えるだけで洗えます。基本的にお洒落着用洗剤(中性洗剤)を使用しましょう。コミュニオンなどの綿のアンティーク物は繊細な物も多いので注意が必要です。特に後染めのアンティーク物はひとつひとつ丁寧に扱いましょう。

1960s以降の物は洗濯表示のタグがついていることもあるので、そちらを参考にすると良いです。表示の無いものは、ワークウェアなどの味になるものか、最悪ダメになっても構わない、ぐらいの気持ちがあるもので少しずつ試してみてください。

上記にあてはまらないものや、絶対にダメにしたくないものは信頼できるクリーニング屋さんにお持ちいただくことをおすすめします。

注意が必要なボタンたち

さて次は装飾品のなかでもアンティークやヴィンテージ物の醍醐味のひとつ、ボタンたち。デザインのポイントになっているものも多いのでダメージなくお手入れしたいものですよね。

洗濯機OKの表記があるものは、原則としてお洒落着洗いコース(ドライコースやソフトコースなどの表記の場合もあり)で、脱水を一番短い時間(お持ちの洗濯機によって30秒~1分とばらつきあり)で、洗濯する場合を想定しています。

あくまでも私物で持っている物しか確認できていないのですが、実際に自分洗濯をしながら思ったことや気づいたことも合わせて記しますね。

①ミルクボタン(カゼインボタン、牛乳ボタン)…洗濯ネット使用で洗濯機OK

1940-50sのチェック柄のワークウェアたちに良くついている大好きなボタン!
⚠️注意点①…洗濯槽など硬いところに当たると割れる恐れがあり
ボタンが内側にくるようにたたんで必ずネットにいれて洗濯してください。
⚠️注意点②…乾燥機は使えない
熱に弱いので乾燥機での乾燥は避けてください。
⚠️注意点③…色物は色移りする恐れがあり
色移りしても気にならない場合はそのままで、取り外して縫い直すのが一番。完全に色移りしないとは言い切れませんが、隙間なくアルミホイルに包んで洗濯することもできます。

②クルミボタンの土台やスナップボタン、ホックなどの金属類…条件付き洗濯機OK

デザイン性を高めるためか、ワンピースなどの綺麗めのお洋服についていることが多い。
⚠️注意点…漂白剤は使えない
錆の原因になります。錆びてしまったものは新しいものに替えてください。錆が色移りしてしまうととれないのでやっかいです。

③シェルボタン (貝ボタン)→手洗い推奨

お花などのモチーフが彫られていることも多いシェルボタン。可愛くてついつい買ってしまうブラウスについていることが多いボタン。
⚠️注意点…薄くて割れやすい
特にかなり薄いシェルボタンは洗濯機はおすすめできません。
どうしても洗濯機で洗いたいときはミルクボタンと同じように、ボタンが内側にくるようにたたんでネットにいれてください。

④装飾ボタン…必ず洗濯前にはずしてください!

洗濯していて一番ヒヤヒヤするボタン。織物をクルミボタンにしたものを持っていますが、色移りしてしまった苦い経験があります…
⚠️注意点…洗濯前に外して縫い直すこと
どうしても面倒くさければアルミホイルで隙間なくくるんで色が出ないように保護する方法もありますが、おすすめしません。。私は失敗しました。。

そして自分洗濯がはじまる

さて皆様今洗いたいものが自分洗濯向きかチェックできましたか?

『自分洗濯~洗濯機編』、『自分洗濯~手洗い編』『自分洗濯~レスキュー染み抜き編』へと続きます。少しでもお洋服を楽しむ手助けになりますようにヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ちろ



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