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【大人バレエ日記】結局すべてはアンデオール

この間から、左足の親指の付け根あたりが痛む。

ウォーキングをしてる時にピリッと痛みが走り、すぐに冷やしたら翌日には元に戻ったのだけど、やっぱりなんとなく調子が悪い。

ケガをしたら終わり。

大人バレエにとって「ケガ」ほど怖いものはない。

なので、何事もやりすぎず、でも生温いことでは全く上達しないので、ギリギリ「生かさず殺さず」頑張るということを続けていた。最近は特に不調もなく、なかなか伸びなかった右脚裏側も良い感じに伸びてきてたのになー。

。。ついに来たか。

調子いいとやっぱりどうしても無理をして体に負担がかかってしまうんだろう。思い起こせば今までも似たようなことがあり、その時々にどんな風に対処したかを冷静に思い起こしてみた。

バレエを始めたばかりの頃は、股関節を無理に開いてY字バランスをしてしまい、足の付け根(お尻の下の方)がボキッと音がして肉離れを起こした。

それが完全に治るには、確か半年ぐらいかかったんだっけ。

その後ほどなくして、今度は右足首が痛くなった。プリエをするたび痛み、もう続けられないかも、と落ち込んだが、それは先生の指摘で一発で改善した。

というのは、一番ポジションできれいにアンデオールしたいがために爪先を無理に外にむけていたことが原因とわかったからだ。股関節から外旋できてないためで、外旋の角度は浅くても無理をしないように、今できる範囲の角度にしたら自然と治った。

そうこうして次は左膝に来た。それもプリエをするたび痛み、グランプリエなど痛くてとてもできないほどになった。やっぱりその時も、もう続けられないかも、と酷く落ち込んだが、前回の教訓で、ひょっとしてアンデオール?と思い、プリエの時の膝の向きと爪先の向きを慎重に観察したところ、やっぱり膝を曲げたときに内向きに入ることに気づいた。

なのでかなり意識して、どんな動きでも膝と爪先の向きを揃えるようにしたら、それもいつの間にか治っていた。

さて、そして今回の足親指の付け根だ。

これまでの経験からアンデオールの甘さが犯人なのは濃厚なので、今回は落ち込む前に、バーレッスンの時点で一つ一つの動きを慎重に確認してみた。

で、今んとこの結論。

やっぱり、アンデオールだと思う。

アンデオールが甘いので、全部の指に体重が乗らず、タンジュやルルベなどすべての動きにおいて両足の内側(親指側のMP関節)で床を押しすぎている。しかもバレエをする前からの外反母趾なので、親指が内側に入り込み、中指が浮き上がっているのだ。

よーし、犯人はわかった。

ふふん。もうこんなことでいちいち騒がないぞ。自分で治してみせる。そう思って今日もレッスンを受けたのだけど。一箇所でも不調があると、ダメだわー。全体のバランスが狂って、シュスで立つのでさえ、いつもの真ん中の軸を探せない。

最近はマシンピラティスのおかげか、かなり軸がしっかりしてきたところだったのに。。

しかもアンデオールは1日にしてならず。骨格的に今よりもう少しは外旋できると思うんだけど、骨についてる贅肉?筋肉?すじ?いや全部だな、ぐわしっと固まってて全然動かなーい。

爪先やかかとの向きばっかり気にしてて、股関節はそのままなので、また昔のように膝や足首に負担がかかりそうになるし。

はあああ。。。

一からやり直しだヨォ。。とほほ。

「アンデオール」をググって、YouTube見まくる日々がまた始まりそう。。



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