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【大人バレエ日記】大人バレエだけの舞台の見どころは?

世の中には、たっくさんのバレエの舞台がある。

お教室もたっくさんあるのねー。関西だけでも。

ということを知ったのは、ある大人バレエの舞台を観に行ったから。

友人が出演するということで応援に行ったのだけど。出演者はなんと大人バレリーナだけという。。そんなのはじめて。

たいてい大人バレエというと、本格的なバレリーナさんたちの演目の合間にちょこっと「すみませんねえ」って感じで挟み込まれてるのが常だもの。

大人バレリーナだけ。しかも無料。

主催者さんの懐の広さに感じ入りながら、ありがたく会場入りした。

まあー、いろんな方がいらっしゃいましたよ。

下は20代ぐらいから上は70代かなあ。

緊張がひしひしと伝わってくるバレエシューズの方から、子供の頃からやってらしたっぽい上手な方まで。

見どころは、とにかくみなさんの笑顔!がんばり!


大人バレエの舞台は自己満足。

ってよく言われるけど、それに異存はない。

技術を身につけた上手な人はいるけど、「きれいだな」と思った人は、正直今までひとりもいない。(もちろん自分も含め)

つまり表現にまでは達してなくて、芸術としての美しさにはやっぱり程遠いのだ。

でも、それでも、舞台に立つ大人バレリーナさんたちはたくさんの光を放ってる。

好きなことを思い切りやって、自分らしさを解放して、一人ひとりが輝いている。

ここのところ、肉離れに捻挫にとケガ続きで、もうそろそろやめることも考えないとダメかなあと弱気になってたけど、こんな私でもあともう少しできるのかも?
と希望をもらった感じ。

見てて惹きつけられるのは、やっぱり笑顔の人だな。

見るからにお年を召した方は、もう舞台に立つ、それだけでもすごいこと。

そのための練習だって大変だろうし、何よりやってみようという気力に頭が下がる。

難しいことなんかできなくても、立ち姿がすっと美しく(長年の鍛錬の賜物!)、ただバドブレするだけでもいいんだ。

そう考えたら、まだこの先のバレエ人生、捨てたもんじゃないかも。

いつか自分もそんな大人バレリーナになれるといいな。




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