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NFT作品あとがき②

おはこんばんは。NFTクリエイターのちりんです。
NFT作品あとがきの第二回目となります。

今回はJewel gilrs collectionのshininng sunについて語ります。

shininng sun

この作品はdark moonを描き終わる前、なんなら着手しかけてるときから描くと決めていました。やっぱり月描くなら太陽も描かないと。
前回記事でも言いましたが、ギリシャ神話では月の女神がいます。そのお兄ちゃん太陽の神・アポロンがいるんですよね。
アポロンは一応性別的に男性のくくりになっているんですが、私は女の子だけ描きたかったので、女の子にしました。

太陽の女の子は絶対的に性格は明るいのでしょうが、ただ明るいだけでなく
癒し系といいますか、彼女がいるだけで空気が暖かくなるような…
そんな子をイメージしました。
なので、当然ですが、相当表情には気を付けました。普通に明るいだけならもっと大口開けて楽しそうにさせてればいいんですけど、
人を癒すことができるような人って空気感に優しさがなければいけないと思うんです。それを表情で表現することの難しさたるや…
何回修正したんだという話です。
絵を見た人はそこまで見てないかと思いますが、かなりこだわりポイントでしたね。

あと、配色。配色にすごく苦労しました。三作目の地球なんてもっと苦労しているんですけどね…
色って本当に難しいです。全体のバランスを見つつ、イメージからかけ離れた色は使えないので、ずっと色との闘いでした。
また、月とはシンメトリーになっているので使う色すべてを反対色にしなければいけないんですけど、たまにそのまま反対色にすると、絵全体がぼやけたりすることがありました。
なんでも反対色にするのでなく、補色(緑などの中間色)を入れて調整していました。塗る範囲が多いと大変です…。

あと髪の毛。髪の毛はふわふわ系とうことで束間が難しいです。うねりのストロークによって、なんか80-90年代のソバージュみたいになってしまうので…(笑)
髪色はこちらも月に合わせてイエローベースです。でも全く同じ色を使うのは面白くないので、すこし暖色を強く、こっくりとした色味にしました。ミルクティーカラーですね。現実でもミルクティーカラーという髪色が存在するので検索して見てみると面白いかもしれませんね。

キャラデザに関してですが、杖のデザインと王冠のデザインも頭を抱えました。月を描くときに太陽のことまで計算に入れずに描いてしまったので、つながりがありそうなデザインだけどデザインは個別で輝いて見えるもの…となるとね。大変すぎたのでピンタレストで検索してデザインの参考になりそうなものを探してました。例えば丸を意識した王冠ってこういうものがあるんだなーと頭にインプットする作業です。あくまで参考であって絶対にパクッてもないですし、オマージュでもないので、そこは安心してほしいです(笑)

そういえば絵を描かない、特に絵にそこまで興味のないひとにこの絵を見せた時に、人物の上で浮いてる四角いギラギラしたやつ何?とか聞かれたのですが、隕石です(-"-)
惑星がテーマなんだから隕石に決まっているでしょう!!!!!!!
全く想像力がないやつはこれだから…。
まぁね、これがなんなのかなんて、見る人が決めるものなので私がどうこう言っても仕方ないんですけど、これがなんなのか仮説すら立てないのはあかんですね。(笑)日々、妄想と考察力を高めていきたいです。

ちなみに惑星シリーズの中で太陽は女性人気ダントツですね。
絵を描かない人、絵描き仲間が自発的に好きと言ってくれたんですね。どれが好き?と聞く前からこれ好き!と言うのは、作品の雰囲気をすべて感じ取ったうえでしか出てこないので非常にうれしいです。
ちなみに私は全キャラクター好きです。愛が深くない作品は売れない。そう思います。

ちりん

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