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NFT作品あとがき①

おはこんばんは。NFTクリエイターのちりんです。
今回はNFTとして出した作品について、自分なりに語ります。

一回目の今回はNFT作品第一作・Jewel girls collectionのdark moonです。

この作品はラフを描く前から頭の中で相当イメージを固めていました。
月をテーマにした子は絵を描き始めた時からずっとやりたかったのですが、画力が足りないから表現できないかも…としり込みしていました。

わたしの中で月や陰というか、陰なんだけど決して暗いものにはしたくなかったので宝石やキラキラした王冠をデザインに盛り込みました。
これがJewel girls collectionの始まりですね…
あとギリシャ神話とかの話になりますが、月の女神・セレネという神様がいるんですね。セレネはきっと物静かだけど自分の意志がはっきりある子だろうな~とか妄想しながら、自分なりのセレネを作った次第です。

白黒ラフです。めっちゃ汚い…。前回の投稿でラフの重要性語っておいて、この汚さには引きますね。
でも白黒とはいえ、あまりイメージは離れていないですよね。
実はこのラフ、雑に適当に描いているように見せかけて、実は何回も描き直しているんです。デザインはもちろんなのですが、人物の表情はここである程度決めないと作品の雰囲気も決まらないので、顔すっごく直してます。
あと髪の毛。髪の長さだけでなく、髪が流れる方向もここでなんとなく定めてます。

細かいアイテムのデザインは結構完成品で変えてます。
汚くて見えにくいかと思いますが、ラフでは杖のトップに羽がついてたり、イヤリングのデザインも大きめでちょっと凝ってそうです。
なんで変えたかというと、実際清書してみると、杖に羽がついてると、月が全く画面映えしなかったからです。ざ・邪魔です。
イヤリングについては、衣装や杖や冠で凝ったデザインにしているので
イヤリングまで凝るとごちゃごちゃしてうっとおしかったからです。

わたしはなんでも盛り込むのは嫌いで、とにかくバランス重視です。
例えば緑の石をモチーフにするとして、それを胸~頭の範囲に3つ以上おくのは嫌ですね。しつこいです。おしゃれは引き算といいませんか?
ある程度案として用意しておくのはいいんですが、それを使うか外すかはセンスですね・・・

あと髪の毛。髪の色は金髪にするというのは絶対揺らがなかったんですけど、ベースカラーが黄色のかなり明るい色なのでツヤを書き込むの難しかったです。ツヤは光が当たる場所に白に近い色で描きこむのですが、薄い黄色の上に白を載せると当たり前のようにぼけます。
解決策として月のイメージカラーの紫やブルーを、光の反射として載せたことで解決しました。そうすることで髪の毛の色にメリハリも生まれ、上から白でツヤも描き足し放題です。(/・ω・)/

この作品は月・太陽・地球の三部作構成のひとつですが、dark moonは圧倒的男性人気が高いです。色がブルーでかわいいというより、美しさを強くイメージしたものだからでしょうかね。

なんというか、この作品をデビュー作として持ってきてよかったです。

次回はshininng sunについて語ります。

ちりん

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