接合子と接合など　用語確認

接合子または接合体は、配偶子の接合の結果によってできた細胞

受精によって形成された受精卵など

接合は有性生殖：接合子はその結果生じた細胞であり、新たな個体へと発展すべきもの

通常は２つの半数体の細胞が接合子または接合体とよばれる１つの二倍体の細胞へと合体する

・二つの配偶子の接合の結果によってできた細胞

・配偶子（オスとメスの生殖細胞）が合体してできた細胞

『接合』配偶子が合体することを接合

同形配偶子：形・大きさが同じ配偶子→接合→接合子→新個体
異形配偶子（緑、藻植物）：大きい、小さい配偶子が接合して→新個体
異形配偶子（卵<大形で運動性がない>、精子<小形で運動性がある>）：接合→新個体

有性生殖の動物は2組の染色体をもち、二倍体とよぶ。

二倍体生物がもつ相同な染色体は基本的に同一の遺伝子座（座位）をもつ

同じ座位であってもそのDNAの配列までは必ずしも一致していない。この多様性がアレル（対立遺伝子）

二倍体個体において、相同な染色体ペアの双方のアレルが同一であるとき
その座位に関してホモ接合体である。アレルが異なるときはヘテロ接合型

一方のアレルが欠けている場合はヘミ接合体、双方ともかけている場合はナリ接合体

M/M,W/Wは同じ性質（同じ表現型を規定する）のアレルが2個そろっている状態：ホモ接合体

W/Mは性質が異なるアレルが組み合わさった状態：ヘテロ接合体

野生型とは異なる2種類のアレルが父から母からと伝えられている状態：複合ヘテロ接合

ヘミ接合：男性における性染色体上の遺伝子や染色体のモノソミー（部分欠失）のように片方のアレルのみが存在し他方がない状態

ナリ接合：アレルを双方とも失った状態