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最悪なことがあるから立ち上がれる

最悪の展開て必ずある。

小説とか読んでると、読み手からしたら最悪な展開が近づいてるとめっちゃわかるから「早く気づけ〜」「そんなとこ行くな」「1人になるな」とか、主人公に「気づけバカーーーーー!」と憤慨し、



「ほら、こんな事態になっちゃったじゃん涙」

何度、これから起こる悲劇の事件を事前に華麗にパスして結ばれないだろうか?と考えたことか。
それと同時に、悲劇の芽を摘み取りまくる物語なんて話が進まないだろうし、やはり山場がないとどうしようもない。でもこんな悲劇起きなくてもと思うのだ。

でもこれって私の生きる人生にも言えることなのではと思った。
仕事辞めて自宅警備員を楽しんで、5ヶ月経ってやっと立ち上がった今、3社面接落ちたくらいで「私ってこの社会にいらない人間なんだ」て気持ちにさせるお悔やみメール。(なぜあれはこんなに威力が強いの?)
別に一生今の生活続けるのも私は大丈夫だが、実家で甘えてとなるとやはり嫌だ。でも現状考えたら一生このままなんじゃ?て勝手に不安生み出して苦しんでる自分。

もう少し早く就活始めてたら。もう少し貯金してからやめてたら。こんなに長くゆっくりするならバイトしてもよかったな。とかもういろいろ思ってる時点で、今が私の最悪の展開なのである。

再び自分で金を稼ぎだすストーリまでの最大の見せ場が今!

そう思ってしまった笑
あんだけ「前もって華麗にかわして幸せになってくれ!」て願っていたのに、自分から罠に飛び込んでいく典型パターン。そりゃあ物語にも悲劇がいるなと納得してしまった。

でも、どんな悲劇が起こっても取り返しがつかないことなんてないのだ。だいたい大事なこと話してなくてすれ違ってることが原因なんだから、ちゃんと話あえばなんとかなるのがお決まりの展開。まあ人間的にクソな場合はダメだけど。

チャンスはピンチの顔してやってくる。
この先どんな人生を歩むのかわかんないけど、卑屈になって不貞腐れるんじゃなくて、いろんな価値観に触れておもろい人生になったらいい。

社会の目なんて糞食らえ。



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