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ボケたら非課税になった

課税者の父が、非課税になる

うちの父親はかなり重度の認知症です。しかもガンも患っていますので、介護費だけでなく、医療費も必要になりダブルの出費になり困っていました。しかし、公的なところで働いている友人に公的制度をたくさん教えてもらったおかげで、介護費も医療費もグッと抑えることができました。

↑上記の手続きをしたおかげで、父の医療費は全額無料となり、父は無料でガン治療をしています。うちの父親は定年まで同じ会社で働いていた昭和のサラリーマンですので、平均的な厚生年金を受給している課税者なのですが、上記の手帳を取得したことにより、非課税の人になる可能性が出てきたようなのです。

非課税のメリット

非課税になると、福祉関係のさまざまな制度が受けられます。医療費の上限もかなり下がります。ただ、課税者の扶養に入っていると、非課税の人にはなりません。あえて老親を扶養に入れない人がいる理由はコレなのかと、ようやく分かりました。

もちろん課税者の扶養に入るメリットもたくさんありますので、課税者より非課税者である方が良いとは断言できません。

誰も何もしてくれない非課税の手続き

上記の手帳を取得したからと言って、いきなり、そして自動的に非課税の人になるわけではありません。要介護を受けてるし、福祉の手帳をもらってるし、だから誰かが何とかしてくれる、とか、自動的になんとかなる、ではありません。
自分で調べて自分で申請しないと、誰も教えてくれないし誰も手続きをしてくれません。制度を知らないばかりにどれだけの人が、ありがたい公的制度からこぼれているのかと思います。

ではどうするのか流れを知りたい

うちの父親はまだ非課税の人になっていませんが、役所で教えてもらった流れを紹介します。

①年金事務所に「課税者から非課税者になる手続きをしたい」と訪問する。事前に電話をして必要書類などを確認して訪問すると良い。

②年金事務所から市役所の市民税課に「○○さんは課税者から非課税になります」と連絡が行くようです。が、念のため、年金事務所の手続きが終わったら市役所の市民税課にも来て欲しいとのこと。

③所得税関係は税務署に自分で行かないといけないらしい(⇒言っている意味がよく分からないので後日確認します)

④例:2022年12月に非課税の手続きをしても、反映されるのは翌年2023年6月とのこと。翌年の6月になってようやく非課税の人になり、そこから福祉や医療など、非課税のメリットを受けられる。

こんな感じらしいです。

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