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一年ぶりのお雛様🎎

あかりをつけましょ ぼんぼりに〜♪
お花をあげましょ  桃の花〜♪


雛祭りが近付く暖かな休日。

私が産まれた時
両家の祖父母に買って頂いた個性的なお雛様を一年ぶりに出す事に。

一年に一回だけしか出せないもんね(⁠´⁠;⁠︵⁠;⁠`⁠)

姉のお雛様も両家の祖父母から贈られた物だが
初孫の女の子でもあり皆喜び
それはそれは立派で
確か八段位あるお雛様だった
(現在は幼稚園に寄付)


お内裏様とお雛様の両脇には綺麗なライト付きのぼんぼりが飾られていた。
その下に
三人官女
五人囃子
右大臣、左大臣
仕丁
沢山の嫁入り道具
荷物を背負う牛

組み立てるのがとても大変そうだったが一体一体の表情がきめ細やかで美しく、華やかさがあった。


幼少期はよくそれを見上げ、嬉しくて話しかけたり雛祭りの歌を歌ったりしていた。

夜中に本当に宴が開かれているのではと思う位
人形達は楽しそうな、今にも話しそうな、幸せそうな表情に見えた。

そんな時
私のお雛様はどうしても控えめに見えてしまい、
何となく雛段のその脇に毎年置いている感じだった。

華やかさに憧れた昔は
私のお雛様は少し古風で地味な感じがした。


しかし逆に今になり
あまり見ないような個性的なお雛様なので私は気に入っている。

二人の表情は素朴で力強く見え
何だか本当に楽しそうに、嬉しそうに見える。

幼雛様(おぼこ雛)
50年以上前の作品らしい


大切に保管してくれていた親に感謝している。

私はきっとこのお雛様を大切にしてゆくだろう。

買ってくれた祖父母は皆天国へ旅立ってしまったが
本当にありがとう。


私らしい素朴なお雛様だと思う(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)v




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