見出し画像

モンスターハンターと生きた私

PSPと駆け抜けたハンター

遥かPSP時代、ふとしたきっかけで始めた2ndG。
あの頃は誰もがモンハンをプレイしていました。私が始めたのはもう3rdの存在が囁かれ出した頃だったけど。
最初はそりゃあもう地雷でした。
ポポノタンを取りに行ってはティガに殺され、村クエのディアブロスで時間切れになり、上位のティガ2頭クエは友人を雪山の山頂から見守り…

だがある時「モンハンどうでしょう」を見たのです。ニコニコ動画が全盛期であり、ゲーム実況動画が流行り始め、私も毎日ニコニコにログインしてはあらゆる動画を見漁っていました。
「モンハンどうでしょう」はそれこそモンハン動画の老舗といえるシリーズであり、9人の男たちがわちゃわちゃと喋りながら効率も何も関係なく楽しく狩りをする動画。
効率も何も、とは言うが当時の彼らは私よりも遥かにプレイが上手く、特にガルルガ仮面をかぶった弓師のプレイを見て、私も見よう見まねで弓を始めました。
なんということでしょう。割とG級でも戦えるようになり、モンハンがどんどん楽しくなっていき、やめられなくなってしまった。

敬愛するぼっちハンターの言葉を借りるなら、この面白さ、G級。

まずは「ドスランポス2体を狩りにいったった」
からおすすめします。

高校卒業しても飽きたらず、友人と会えなくなってもXlink Kai等使って様々な人と狩りまくりました。
なんぞそれという若者たちのために説明すると、Xlink Kaiというのはネットワーク対戦に対応していないゲームでもPSPのアドホックモードを利用して無理くり対戦可能とする魔法のソフトウェアです。
これを使えばできないはずのオンラインでの狩りが可能となってしまうのです。
おかげさまで短大中退。人のせいにするな。
さらに3rdが出て、最早歴戦のハンターとなっていた私はユクモ村を弓で蹂躙しました。
弓がやめられなかった。弓が悪いのです。弓のせいにするな。
龍弓・天崩と月穿ちセレーネは私の人生から千に届くほどの時間を奪ったのでした。

左が月穿ちセレーネ、右が天崩。
今見てもゾクゾクしますね。

革命児、モンスターハンターワールド

しばらくして。
モンハンのプラットフォームは3DSに移り、私も自然とハンターを辞めていました。
別に3DSが嫌いだとか、ゲハじみた理由ではなく、引退にちょうど良かっただけです。
時がしばらく経ち…

PS4にモンハンが自信満々に現れました。
そりゃあもう自信が満ち満ちておりました。
モンスターハンターワールド。タイトルすら自信が表れていますね。
老いた元ハンターの私も参戦しました。溢れ出る自信を感じたからです。
こりゃあ面白いのだろうと思いました。

武器は操虫棍を選びました。
弓は大幅な仕様変更により従来の撃つ都度溜めるのではなくステップを駆使して溜めを維持することが要求され、無理無理スタミナ管理なんてできないクポと逃げた結果でした。飛べるの格好いいし。
もう友人もあまりいませんでしたが、進化したモンハンはぼっちでも他の人と遊べる工夫がなされていました。
久しぶりのモンハンは面白かった。
さらにワールドはコラボも意欲的で、目新しいレーシェンやベヒーモス等の高難度モンスターが実装され、夢中で狩りました。
オバさんにはキツかったけれど、倒した達成感はかなりのものでした。
ちなみに操虫棍は飛ぶと弱いので専ら地上で飛円斬りするのがセオリーでした。騙された。

ワールド後半では双剣を使いました。
リヴァイ斬りの快感を知ってしまったのです。これはYouTubeのせいです。
さらにレーシェン打倒の報酬でジルエアエルという格好いい双剣が作れたのも大きかった。当時は無属性強化が流行っており、ジルエアエルは格好いい上に強武器でした。
さらにマムタロト実装。
私も最初こそライトボウガンで頑張っていましたが、経験を積むたびにマムのパターンを理解し始め、双剣で狩るマムハンターになりつつありました。経験は知識であり、知識は武器なのです。

賛否両論、アイスボーン

あれよあれよといううちにアイスボーンが発表。待ちに待ったG級。
取り残されないように腕を磨きました。武器ガチャも回しまくりました。
準備ばっちり、意気揚々とセリエナへ渡ったのでした。

ところがアイスボーンは双剣に厳しかった。
クラッチクローの登場により、まずモンスターに傷をつけなければまともなダメージを与えられないのです。
傷付けにはクラッチ1回で済む武器と2回しなければいけない武器があり、そのまま1回組・2回組と呼ばれ、2回組は不遇でした。
当時双剣・操虫棍ともに2回組で、マスター級モンスターを狩るのは辛かったので、私は1回組の中で使えそうな武器を探しました。
スラッシュアックスは使いやすいけど不動の装衣を着てパンパンしているといつの間にか死んでいる事故が多発。
チャージアックス、ハンマーはそもそも使えず。
注目したのが大剣。
大剣はイヴェルカーナ防具のスキルのおかげで従来の抜刀ヒットアンドアウェイが有効になっており、シンプルで使いやすかった。
新たな武器、大剣を携えてそれなりに頑張っていましたが、ムフェト・ジーヴァが実装される頃には、BBAハンターの心はモンハンから離れていました…

確かにアイスボーンは面白かったのかもしれません。ミラボレアスがいる現在、最高傑作との声も聞きます。
その後双剣は1回組になったとの噂も聞きました。
しかし私がセリエナに戻ることはついぞありませんでした。
受付嬢のクソさに辟易し、クラッチの面倒さに悩み、導きの地を走り回って…
簡単に言えば飽きた。
2度目のモンハンとの別離でした。

陽は昇り、モンスターハンターライズ

モンハンはSwitchへ。
初報を聞いた時はあまり興味がなかったのですが、PSP時代ランゴスタに殺され、アオアシラにひーこらしていた友人が言ったのです。

「一緒にやりたい!買ってあげるからやろうよ!」

既婚でお子さんも産まれ、順風満帆な彼女がそう言ったのです。
アオアシラでベソかいていた彼女が誘ってくれたのです。
口を開けば下ネタで、オッサン萌えである彼女がライズを買ってくれたのです。
ちなみに彼女のことは嫌いじゃないです。むしろ延々喋ってくれるので楽で好きです。
そして彼女の旦那様はオッサンです。

井筒監督に似ているらしいですよ。

そんなこんなでライズを入手した私は、早速双剣を手に取り、カムラの里へ赴きました。
驚きました。
なんてストレスフリーな職場なんでしょう!
あの罪深い新大陸の受付嬢はおらず、美女(双子)美男(教官)が軒を連ね、可愛いネコちゃんだけではなくワンちゃんまで狩りについてきてくれる。
ぶっちゃけ、あの受付嬢はアンチスレの門を叩く程嫌いだったので、アイスボーンの手が止まったのもしょうがなかったというか何というか。

新要素「翔蟲」
もうこれ無しでは生きていけませんね。
特に、朧翔け・櫓越えなしの双剣にはもう戻れない気がします。
ライズの双剣はとにかく快適で、危なそうなら朧翔けしておくだけでそれなりに生存できて、危険なモンスターにも躊躇せず突っ込んでいくことができます。クナイ?知らんな。
そして鬼人空舞+ Xボタンにより、DPSもそれなり。鬼人連斬?知らんな。
とにかくライズの双剣を触ってしまったら、もう戻れない。そんな気がしました。

ライズの欠点、といえば武器バランスが悪いこと、あと難易度が比較的低いことでしょうか。
難易度については来年発売されるサンブレイクでどうとでもなるとして、問題は武器バランスですね。太刀強すぎ。
悲しいのはガンランスの弱さ。
メインにこそなり得ませんが、昔から少し齧ってはいたのです。調整を願っています。

ライズ発売から半年以上経ちますが、未だにちまちま狩りをする程度にはカムラの里に入り浸っています。クシャの金冠出ねぇ。
余談ですがヘビィボウガンに取り憑かれてしまいました。通常弾たのしい…

まだまだ辞められない!

私とモンスターハンター

モンハンとの馴れ初めから現在に至るまで語らせていただきました。
3DSシリーズはほぼノータッチなので常連でもなく、古参なわけでもないですが、それでも10年余りの歴史があり、現在もまた私はモンハンを辞められないのです。
次はサンブレイク。アイスボーンの時のようにならないことを祈っています。
王国と騎士の物語らしいですね。ウツシ教官が好きなので、少し寂しいです😔

ここまで読んで頂きありがとうございました🙏
次はまたArgonavisについて書く予定じゃよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?