ばあちゃんの一言!!
今日の散歩中になぜか思い出したので書いておくことにした。
小学校低学年のときに母方の実家に週末になるとよく泊りがけで遊びに行っていた。
そんな週末のある日、ばあちゃんと買い物に出かけた。
田舎の山奥なのでちょっとした買い物も自動車がないと不便だが、二人に自動車はないので列車を利用した。
列車となると乗車駅までの徒歩移動、降車駅から目的地までの徒歩移動などかなりの体力を消耗する。
行きは良かったが、復路になると70代のおばあちゃんは腰に来てしまったらしく列車から降りた後、道端にしゃがみこんでしまった。
その時なんと声をかけたのか覚えていないが、歩くのをやめて待っていると『〇〇〇ちゃんは優しいね』と言われた。
急で驚いた。
そんなことを言われると思っていなかったから、表情には出なかったが内心ではすごく驚いていた。
そして、次の瞬間に素直に嬉しかった。
ばあちゃんの役に立てている実感と
俺にも優しさがあるんだ、となぜかそのときにものすごく実感したんだ。
だから、いまだにその時のことを時折こうして思い出すんだ
『〇〇〇ちゃんは優しいね』
おばあちゃんは世を去っています。
幼いころに大人からもらった言葉は、いくつになってその人に胸に残ります。
いい言葉も悪い言葉も…
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