奇病
科学技術の発達により、ガンを含め多くの病から解放された人類。
しかし、西暦2099年、地球は大きな災難に見舞われていた。
謎の異星人国家・ガラミス帝国の侵略を受けていたからだ。
ガラミスは冥王星に建設した前線基地から、地球に対して流星爆弾による無差別攻撃を加えていた。
流星爆弾は地上に落ちると大量の「スギ花粉」をばら撒くのだった。
地球では未知の病である「花粉症」が蔓延し、大変なことになっていた。
人類は様々な防衛策を講じて抵抗を続けていたが、絶望的な気持ちになるまであと一年と迫っていた。
為す術もなく最後の希望も潰えたかに見えた時、月に不時着した宇宙船から謎の通信カプセルが回収される。
その中には、遥か彼方イカサンダル星から、「花粉除去装置 空気清浄クリーナーDを受け取りに来るように」とのメッセージが・・・・・
人類は迷うことなく、新型花粉症対策用マスクを開発・量産することにしたのだった。
(つづく?)
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