「美しいってなんだろう」2024年10月号母の友
「母の友」、ここ数年ずっとサブスクしてるんですが、
毎月家に届くとまず開くのが、独立研究者の森田真生さんのエッセイ。
初めは森田さんのエッセイが読みたくて定期購読始めたくらい、彼の感性が好きなんです。彼のエッセイに影響を受けて子どものことを記録しよう取り組みを始めています。
あと、去年写真を担当されてた長崎の写真家、繁延あづささん。「山と獣と肉と皮」と「ニワトリと卵と息子の思春期」の著者、彼女の写真も私のツボでした。
この雑誌、毎月届くのが楽しみで仕方ないんですが、
今日も本が届いて、早速、いつもなら森田さんから読むところを、今回は「美しいってなんだろう?」ってテーマが気になって、最初からペラペラし始めまして、、、
長田杏奈さんのエッセイにぐっと引き込まれたんです。「猛暑の袖警察」 っていうタイトルに引き込まれてしまいました。なんやねん袖警察?って思いません??(笑)
ノースリーブおばさん私やん!!
でも私はこのプニプニの二の腕がまあ自分だし、暑いしまあスペインだったら出すしねとっておもって出しまくっているわけだけども。
これは、完璧に、、「ノースリーブおばさん」イタイではなかろうか?!!!
とおもった次第、猛暑の日にノースリーブ姿を「イタい」ってSNSを騒がすって、、まじ〜〜で??ってなって。。
私もぷにぷにした二の腕をバンバン出してて、ふと「ノースリーブおばさん」やんって。。。日本で日本しか知らないと、それは二の腕がご立派で残念(美しくない)となるかもしれないが、地球に暮らしている私たち。地球上で少しだけ日本からずらして例えば、スペインとかイタリアの想定で考えると、、、全然考察が変わってくるはずである。
どんなおばさんもいろんな色を着て 出したい場所を出している。
高校生の頃は、そんなに今思うと太ってもいないのに、二の腕も出したいし、お腹も出したかったけど、デブだと自分を認識し出せなかった私を思い出す。今の方が断然デブだけど、それでもノースリーブおばさんだ!
そんな私の二の腕に対する開き直りはさておき、、
今回の「母の友」のテーマ「美しいってなんだろう」 が、
二の腕のトピックから導入していったのが素晴らしい展開だったから感想を書かずにいられない。
この「ノースリーブ警察」のエッセイがまさに「美しさ」ってなんだろう??のところにめちゃくちゃ直結しているのがブラボーで。。。
「美しい」って何?文化とか場所が違えば、その感じ方も全然違うんだなって。誰かにとっては「イタい」かもしれないけど、他の場所では「素敵!」って思われるかもしれない。
その「イタい」っておもってしまう感性が「イタい」かもしれないことを知らずに
「イタい」と言ってるかもしれないのだ。
美的感覚とは、ある意味こだわりが強ければ強いほど、世界が狭まる可能性がある。感性がひらけば開くほど、美しいと感じる感度が広がってそこに美しいの軸がなくなるかもしれない?!
いや、今回の「母の友」を読んで私は、改めて自分にとって「美しい」とは??というテーマをもらった。
今週はずっと掃除にハマってて、自分が「美しい」って感じる空間ってどんなだろう?って思いながら掃除してみます。そう考えたら私が嫌いと思い込んでて、苦手だとおもってた家事もまた変わってくるのかな。