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自由とコロナとイベントと

悩み多き日々を過ごしております。

“不要不急”とされるイベントを、どう動かしていくか。

ライフワーク的に地域でのイベントを仕掛けている。ただし自分の居住域限定。なぜなら、自分が楽しくゴキゲンに過ごしていくため。極めて利己的な動機だ。

フリーランスで、夫婦2人で子供はなく、両親と同居もせず、通わなければいけない会社もない。守るものが圧倒的に少なく、自分の選択できる幅が圧倒的に多い。たとえば朝、起きる時間。起きれなければ寝続けることができる自由。誠に気ままな生活。

守るべき対象や規範をなるべく持たない生活に、ここ5年くらいかけてシフトしてきた。この先の社会の崩壊のなかでつましく生き延びていくために、それが必要だと判断したからだ。そしてそれが辛うじてでも可能で、これまでそれなりに生き延びてこられたのは、恵まれていたからだ。その自覚はあるので、誰にでもこの生き方をお奨めできるものではない。

そんな自分が、他のあらゆる制約の中で生きている人たちに、嫌でもリスクに晒されながら、通勤電車やオフィスに出向く、お客さんの相手をする、そうしなければ生きていけない人たちに、何を言えるだろうか。どう伝えても暴言になるだろう。虚しく響くだけだろう。

日本社会におけるコロナへのヒステリックな対応があるなかで、一銭にもならないボランティア、自分が楽しむためのイベントに、守るべきものを抱える人々を引きずり出す言葉を私は持たない。持ち得ない。

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