友達の少なさは、気に病む必要なんかなく。
友達が少ない。ざっと数えても3〜4人だけ。以前書いた記事も貼ります↓
若い頃は特に、ワイワイ騒げて顔が広く、賑やかな人が良しとされるもの。でも、別にワイワイなんてせんでもいいし。飲み会、コンパ、行きたくなけりゃ行く必要なんてないんだよ。
合コンに行ったことがないけど、旦那と結婚してもう12年。
高校からの親友よっことは20年の付き合い。23歳で出会ったちょんとは義理の姉妹になってるし(旦那のお姉ちゃんなので)、20代後半で出会ったはなちゃんとはやたらと気が合う。
これが私の友人関係のほぼ全て。
知り合い、仲間と呼ばれる人たちはもちろん他にもいるけれど、友達やんな?!とお互いに認識してるのはおそらくこの3人だけ。
どの相手と一緒にいても居心地がいいし、話したくないことはお互いに暴かないし、全員なぜか「男の子を育てている」という共通点にも今気づいた。
みんな仕事に家庭に忙しく、住んでいるところもバラバラで、会えるのは年に数回あるかどうか。それでも全然平気。会えばすぐにいつもの感じになれる。
今でこそ充分幸せだと思っているけれど、20代の頃はそうは思えなかった。だから、「友達が少ない」と悩むのはすごくわかる。
飲み会が大嫌いだったし、全然誰とも喋れなくて嫌な思いもたくさんした。その場だけ盛り上がるとか、もう盛り上がっている集団に入って馴染んでいくとか、そういうのがとにかく苦手。
演劇をしていた頃は「顔を売るためにあの人に話しかけなければ」とかもあり、そういうのも本当に嫌だった。その相手に興味がないのに近づくなんてできない。今もできない。
そんな自分がダメだと思っていた。周りの同年代の子たちは器用にこなしているのに、自分は全くできない世渡りや立ち居振る舞い。
変えなければ、変えなければと必死に飲み会に出て、つながりを絶やさないようにSNSもマメに更新して知り合いの投稿にいいね!をして、コメントして絡んで。
でも。お互いの立場が変わっていくと自然と無くなっていった。結婚したり出産したり、転職したり。驚くほど変わっていく。だから、無理しなくても大丈夫。
私はネット上でもほとんど誰とも絡まず生きているけれど、こうして淡々と発信していくことで自分の場所は作ることができる。
もしかしたらこんな生き方は、遠回りかもしれない。何かを叶えるのに、器用に繋がりを作って維持できる人達の倍以上時間がかかるかもしれない。
それでもいいじゃない。無理をして誰かと繋がるよりも、自分が楽な方を選ぶ。孤独だけれど、孤独は自由を生む。
だから同じように悩んでいる人がいたら、本当に大丈夫だよと伝えたい。大切な人たちだけに囲まれて生きる人生は安心で、気楽でいいものだよ。
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